■「誰もセクシーじゃなかった!」

――今回、グラビアの姿とも全然違ったのではないかと思いました。いい意味で“セクシーさ封印”みたいな…。

和泉:誰もセクシーじゃなかった!(笑)

辻:全然セクシーじゃない!(笑)

全員:(笑)

天野:ずっと逆だったよね(笑)

大島:逆に、グラビアを見てから「こんな役も出来るんだ」という驚きにつながってほしいなって。

辻:新しい挑戦!

天野:グラビアの中の私を見ると、自分だと思えない時がすごく多くて。そちらの私よりもやっぱりこっち(映画)の方が、自分に似てる部分もあるのかな。まあ、似たくはないけど(笑)

山岡:たしかに、似たくない(笑)

大島:グラビアを撮った後に家に帰って自分を見ると、びっくりするもんね。「待って待って、あれ? 写ってた人私!?」って。

内藤:自分でもギャップを感じる。

和泉:目の輝きが全然違うんだよね、グラビアの時と。この映画では、役柄上キラキラしなくて……。

大島:目がどよ~んとしてる(笑)

内藤:私のファンの方は、グラビアを見て「純粋だ」と言ってくださるんですが、今回の映画では全然違います。

天野:でも、私はそんな響も好きだったよ。

和泉:笑いすぎて泣いちゃったもん。

内藤:自分でも驚いた。みんなそれぞれ面談をやってたから、キャラクターも近かったのに、そんな暴力的なイメージがあったのかな?

辻:一緒に面談を受けたけど、そんなことはなかったよ(笑)。どんな映画が好きか聞かれて……。

内藤:恋愛映画が好きと言ったのに、あれ? という感じでした。

■ミスマガ受賞が映画主演につながった

――歴史ある「ミスマガジン」ですが、2012年に一度中断、2018年に復活しています。そこから発展して、今回は皆さんが映画の主演を務めるというところまで来ているのがすごいなと。

天野:もう、感謝しかないです。

和泉:ミスマガに受かって、映画に主演すると思わなかったです。

内藤:それぞれ女優さんや声優さんとか、目指している姿があって、そのためのステップを作っていただいたことがただただ嬉しいです。

天野:私は、撮影期間でみんなと仲良くなれたということも本当に大きかった。

山岡:うん、楽しかった。最初は大丈夫かなあと思ったんだけど、最後は帰りたくなかった。

辻:私も最初は不安が大きかったです。演技もしたこともないし、人と話すのもそこまで得意じゃない方だったので、絶対に無理だと思ったんだけど、いざやってみると楽しくて。みんなと仲良くなってよかったなと思ったし、機会をくださったことに感謝でしかないです。

和泉:でも、今回が楽しすぎて、今後1人で違うお芝居の現場に入った時への不安がすごい。みんながいるという安心感がすごかったからできたということもあって、今回が楽しすぎたからこそ、次のお仕事が不安になっちゃうかもしれないです。

天野:たしかに、これ以上の仲の良さと楽しさを味わえることがあるのかな? と思ってしまうかも。

内藤:でも、もっと色々なお仕事をやっていきたいね、やっぱり。今後もお芝居に挑戦していけたらと思います。

天野:今回難しかったからこそ、演じることが楽しかったという思いがありました。本当に意外な設定でわからない役だったんですけど……(笑)

全員:(笑)

天野:だからこそ私らしく、自由にやらせていただいたので、すごく勉強になりました。

■ミスマガジン2021
1982年にスタートしたコンテスト「ミスマガジン」2021年度受賞の6名。グランプリ:和泉芳怜(2004年2月28日生まれ、神奈川県出身)、ミスヤングマガジン:山岡雅弥(2004年11月29日生まれ福岡県出身)、ミス週刊少年マガジン:天野きき(2005年1月11日生まれ、東京都出身)、読者特別賞:辻優衣(2002年7月30日生まれ、大分県出身)、審査員特別賞:大島璃乃(2000年11月25日生まれ、群馬県出身)・内藤花恋(2002年9月21日生まれ、東京都出身) ※辻優衣の「辻」は1点しんにょうが正式表記