■テレビへの思い「呼んでいただける限り出続けたい」
――お仕事に家事育児とお忙しい毎日だと思いますが、バラエティ番組は観られていますか?
子どもと一緒なので、今まで観なかったようなアニメや子ども番組を観る時間も増えたのですが、娘が寝た後は「今日は『水曜日のダウンタウン』だ!」「今日は『仰天ニュース』の日だよね」みたいに言いながら、バラエティ番組も観ています。やっぱり、自分が出るのも観るのもバラエティ番組が好きなんですよね。YouTubeでも言ってるんですけど、自分もYouTubeをやってるくせに、YouTubeを観る習慣があまりなくて、やっぱりテレビを観ちゃいます。
夫と一緒に住み始めたとき、自分が出てる番組を観てほしいとは特に思わなくて、むしろ「観なくていいから」という感じで、夫もそこまで興味がなくて、観ていなかったんですけど、娘には「これママだよ!」「分かる!?」って言いたくなるんです(笑)。娘が生まれるまでは「別に見せなくていいよ」と言ってましたが、生まれてからは(テレビを観て)「ママ」って言わせたくて、「これ、ママだよ!」とすごい言っちゃいます。娘はそんなに興味ないんですけど(笑)。
――温度差があるんですね(笑)。でもテレビの特別感といいますか、娘さんに観せたくなるお気持ちは分かる気がします。
スタッフさんやマネージャーさんとか、周りに自分より年下の人が多くなってきたんですけど、「テレビよりYouTubeを観ている」という人のほうが多いんですよね。YouTubeって自分が観たいものをいつでも観られて面白いし、もちろんすごくいいものではあるのですが、私はテレビの面白さがずっと続いてほしい。
私自身、娘が生まれてからは子ども第一に考えたいという思いがあったので、泊まりの仕事や夜遅くなる仕事を控えたり、働き方がすごく変わったのですが、やっぱりテレビには呼んでいただける限り出続けたいなと思います。
菊地亜美
1990年9月5日北海道生まれ。 2006年、レプロガールズオーディションにエントリーし、最終審査で落選するも審査員に声をかけられ所属が決定。その後、アイドリング!!!16号として活躍し、2014年に同グループを卒業。2018 年に一般男性と結婚し、2020年8月に第一子となる女児を出産した。現在は、タレントとして活躍を続けるほか、YouTubeやSNSで発信する日常の姿が、女性を中心に支持を集めている。2022年8月5日、自身がプロデュースするブランド『UNf(アンフ)』を立ち上げた。