■犀原茜役/高橋メアリージュン
(ドラマのオファーを受けて)ウシジマシリーズファンや私自身のファンの方々から、「犀原茜が大好きなので、犀原茜のスピンオフをやってほしいです」という要望が多く、話が出たときは本当に嬉しかったですし、みんなが喜んでくれるだろうと思いました。今までは“ウシジマ”がいてこその犀原茜だったので不安はありましたが、何度か演じさせていただいているので、キャラクター(を演じること)への不安は全然なかったです。変わらないこと、今までの犀原茜がブレない、ということがすごく大事だと思っています。山口監督とは、映画Part2で初めて犀原茜を演じる時に、話し合ってキャラクターを作ってきたので、今回このドラマを「犀原はこうだよね」という話はしていないです。私も監督のことをすごく信頼していて(監督にも)信頼していただいていると思うので、「Part2のときからブレないようにやろう」という気持ちで臨んでいます。
■硲悠斗役/宮世琉弥
母親が「ウシジマくん」の大ファンで、(出演を知って)まるで宝くじが当たったかのようにすごく喜んでくれました!
これまでたくさんの方々が出演してきた作品で、その歴史の中に僕が新しい役として参加させて頂くのが不思議で、まだ実感が湧いていないです。硲は役者志望なので、犀原さんから毎回いきなり指示があり、ホストや詐欺師のサラリーマンなど、いろいろな人物になって潜入したりします。過激なシーンやアクションシーンも多く、たくさんのことをこの作品で経験させてもらっています。(このドラマは)夜にマネージャーさんから頂いた台本の第1話を開いた瞬間、止まらなくなって一気に15話まで深夜に何時間も読んでしまうほど内容も面白いです。
“ウシジマくんシリーズロス“の方たちにも、もってこいの作品になっていると思います!
■村井役/マキタスポーツ
犀原茜というキャラクター自体に(ドラマの主人公となる)可能性はあると思ってはいました。ただ、「僕はお仕事頂けるのかしら?」と思っていました(笑)(本作の台本を読んで)犀原茜の生い立ちや、今まで描かれてこなかった彼女の背景を知り、血も涙もないような彼女のキャラクター性に奥行きが出ていて、面白かったです。
村井はただもう、犀原茜に忠義を尽くすキャラクターです。姉さん(犀原茜)とは長年連れ添っていますからね。かゆいところに手が届く、顧客満足度というか、“サイハラ満足度”の高いカスタマーサービスをやらせていただいております(笑)
ドラマとして新しい形の、アウトロー的な極悪エンターテインメントになっていると思うので、楽しんでいただけたらと思います。
■企画・プロデュース・監督/山口雅俊
9年前、映画『闇金ウシジマくん Part2』のラスト、ウシジマ(山田孝之)とマサル(菅田将暉)の決着シーンを撮影していた時点で、映画の重要なキャラクター・犀原茜を演じる女優はまだ決まっていませんでした。
山田くんと菅田くんの撮影の合間に、ロケ場所の近くで立ったままオーディションしたのが、まだ新人だった高橋メアリージュン。
そこから一気に人気キャラとなった犀原茜がトップタイトルの作品をいよいよ送り出すことができて感無量です。
(C)2022 真鍋昌平・山崎童々・小学館/ドラマ「闇金サイハラさん」製作委員会・MBS