1万円台で買えるエントリー向けRyzen
AMDのデスクトップ向けCPU「Ryzen」シリーズに、エントリーモデル「Ryzen 5 4500」「Ryzen 3 4100」が追加された。前世代である「Zen 2」ベースの製品となるものの、コストを重視する場合に良い選択肢になるだろう。価格は、4500が17,000円前後、4100が14,000円前後で、ともに「Wraith Stealth」クーラーが付属する。
「Zen 3」ベースの上位モデル「Ryzen 5 5500」(6コア/12スレッド)の価格が21,500円前後のため、大幅にコストを抑えることができる。Ryzen 5 4500は6コア/12スレッド、Ryzen 3 4100は4コア/8スレッド。内蔵GPUは非対応のため、利用には別途グラフィックスカードが必要となる。
RGBファン搭載のブラックCPUクーラー
Cooler Masterの定番CPUクーラー「Hyper 212」シリーズに、新モデル「Hyper 212 RGB Black Edition」が登場した。すでにブラックモデルは発売されていたが、これはさらにRGBファンを搭載した製品になる。付属ファン「SF120R RGB」の回転数は650~2,000rpm、ノイズレベルは8~30dBA。価格は7,000円前後だ。
FractalのRGB/PWMファンにホワイト版
Fractal Designのケースファン「Aspect RGB PWM」に、ホワイトモデルが追加された。ハブ部分に6個のARGB LEDを内蔵しており、鮮やかなライティングを実現。デイジーチェーン接続に対応し、連装時のケーブルをスッキリできる。12cmモデル(500~2,000rpm)と14cmモデル(500~1,700rpm)があり、オリオスペックでの価格は2,420円と2,860円だ。
高性能な簡易水冷に液晶画面搭載モデル
Thermaltakeの「ToughLiquid Ultra」は、水冷ブロックに2.1インチ液晶画面を搭載したオールインワン水冷CPUクーラー。画面の解像度は480×480で、システム情報や画像の表示が可能だ。高静圧ファン「ToughFan 12 Turbo」も採用し、冷却性能は非常に高い。ツクモでの価格は、24cmモデルが20,208円、36cmモデルが24,032円。
Razerの簡易水冷に大型ラジエータ版
Razerのオールインワン水冷CPUクーラー「Hanbo Chroma」に、36cmラジエータモデル(RC21-01770200-R3M1)が登場した。先月、24cmモデルが発売されており、これはその上位版となる。ファンの回転数は800~2,800rpmで、静かで効率的な冷却を実現しているという。ファンと水冷ブロックにはARGB LEDを搭載。価格は53,000円前後だ。
コスパに優れるCPUクーラーが2モデル
ProArtistから、サイドフロー型のCPUクーラーが2モデル登場した。上位モデル「BASIC5 S」は、デュアルタワー/デュアルファンの高性能クーラー。LEDは非搭載だが、価格は6,000円前後と安く、コスパが良さそうだ。「BASIC3 II」はARGBファンを1つ搭載するスリムタイプのクーラーで、こちらの価格は3,500円前後。
どちらもヒートパイプはダイレクトタッチ方式で、CPUの熱を効率的に吸収する。また、Socket AM4専用のブラケット「IFE2」も付属。CPUクーラーの換装時、CPUがくっついて一緒に抜けてしまう現象を防止できるので、AMDユーザーには便利だ。