物語全編を通して大切にしていたことは、誘拐を起こした理由だという。「誘拐って、非現実的とまでは言いませんが、いまはなかなか実行する人はいない。そのなかで、なぜ誘拐をしてしまったのか――という部分はとても大きな肝になっていきます。決してサイコパスの犯行ではいけない。そこにはしっかりとした理由があり、視聴者が現実問題として捉えていただかなければいけないと思ったんです」。
真相については「第1話の脚本を書き始めるときには、しっかりと終着点は決めていました。最終的な犯人についても、キャスティングの段階から考えていましたし、最初から本人には伝えています」と語る。
スタート当初から『マイファミリー』というタイトルには大きな意味が込められていると飯田プロデューサーは語っていた。そのことを踏まえて最終回の見どころについて「大きく2つあります。ひとつは『真犯人は誰か』ということと、それに付随して、なぜ誘拐をしてしまったかということ。そしてもうひとつが、それぞれの家族の未来と結末です」と述べる。
続けて飯田プロデューサーは「決してスケールの大きな話ではなく、家族という小さな話として、登場人物たちの心情に納得していただける、そんな最終回になればいいなと思っています」とメッセージを送った。
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