■メンバーの反応に喜び「作品を褒めてもらうのが一番うれしい」
美 少年としてアイドル活動を行っている那須。彼にとってグループから離れて、個人で活動する俳優業はどんな位置づけなのだろうか――。
「個人として活動しているというよりは、美 少年の那須雄登として現場に行っているという意識が強いです。その瞬間だけは、グループの代表として現場に立っているという思いなので、とてもプレッシャーは大きいです」。
だからこそ、メンバーからの応援や励ましは、大きな力になっている。
「この作品でも、メンバーからオンエア中やオンエア後に『観たよ』と言ってもらえるとすごくうれしいです。特に僕はこの作品の台本を読んだとき、本当に面白い作品だなと感じていたので、メンバーから『面白かった』という感想をもらうと『でしょ!』と胸を張りたくなるんです。作品のことを褒めてもらえるのが一番うれしいですね」。
こうした気持ちは、ほかのメンバーが個人で活動しているときにも感じるという。
「メンバーが出ている作品は映画やドラマはもちろん、バラエティ番組でも特別な思いで観ています。もちろん僕も現場で得たことは、グループに還元したいなと思っています。今回の日曜劇場では、とにかく現場の空気がこれまで感じたことがないようなものでした。素晴らしい先輩方とスタッフさんが作り上げてくださる重厚感みたいなもののなかでお芝居ができることは、とても大きな経験ですし、お芝居に対するモチベーションもすごく上がっています。この現場で感じたことは、言葉にするのは難しいですが、しっかりグループに持ち帰って、メンバーに伝えられたらなと思っています」。
2002年1月16日生まれ、東京都出身。ジャニーズJr.の6人組ユニット・美 少年のメンバー。俳優としては、2020年にWOWOW『パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件』でドラマ初出演。その後、『真夏の少年~19452020』(2020/テレビ朝日)、『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(2021/テレビ朝日)、ミュージカル『魔女の宅急便』(2021)などに出演している。
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