――息の合ったやりとりが素敵ですが、やはり幼馴染ならではの結束感でしょうか?

やまと:そうです。中学校が同じで、部活も全員一緒のバスケ部です。ただの友達だとなーなーな関係でやっちゃう部分があると思いますが、僕たちはYouTubeを仕事としてやってるから、それではダメかなと。そこは部活動の時の切り替えにちょっと似てるんです。部活だと、言うべきことはちゃんと言わなきゃいけないので。

――なるほど。確かに体育会系の雰囲気ですね。

やまと:みんなそういう関係性に慣れているから、部活と変わんないです。

――YouTubeの配信で大切にしていることやこだわりなどがあれば教えてください。

やまと:観てくれる人たちを笑わせたり、ハッピーな気分にさせることを常に念頭に置いたうえで、自分たちが楽しめることです。自分たちが楽しんでいることが、誰かの楽しみに変わることはすごく幸せなことだし、素敵な職業だとも思っています。もう1つは、自分たちのありのままを投影して出していくことです。きつい時期は「きつい」と言いますから。普通は言わずに隠して頑張ると思いますが、僕たちはそこを出して、一緒に乗り越えていこうというスタンスです。楽しさや笑いだけじゃなく、日々の頑張る姿勢やモチベーションみたいなもの、戦う姿を含めてありのままを見せていけたらと。

――では、最後に今後の目標や、思い描いてる将来像みたいなものも聞かせてください。

やまと:僕たちの間では「日本を獲る!」と言っていますが、日本一のグループになりたいです。今は若い世代の人たちに支持してもらっていますが、ゆくゆくはこういろんな層の方々、例えばおじいちゃんやおばあちゃんたちにも愛されるような国民的なグループになりたい。YouTuberという肩書きは背負ったまま活動の領域を広げ、グループとしてどんどん大きくなっていきたいです。

■コムドット
1998年~1999年生まれで、東京を拠点に活躍する5人組のYouTuber。リーダーのやまと、ゆうた、ゆうま、ひゅうが、あむぎりという幼馴染5人で結成し、2018年より活動。2021年4月にはアパレルブランド「Birdog」を立ち上げた。YouTubeのチャンネル登録者数は、現在336万人を突破。