• 踊るひふみ(伊原六花)とワタル(浅香航大)

本作でバブル時代の表も裏も知り、自身にとってプラスになったことを尋ねると、「できるときにもっとやらなきゃ! やれるときにいろんなことをやっておきたい! ってすごく思いました」と明るくコメント。当時の人たちからエネルギーをもらったと言い、「演じていてすっごく楽しかったです。撮影終わりたくないなって。毎日ネイルして女性らしい衣装を着てヒールをはいて、髪の毛もきれいにしてもらって、外見を変えるだけでテンションって上がるんだなって思いました」とうれしそうに話した。

また、グッときたセリフも紹介してくれた。「ひふみはきらびやかなところに憧れて踊っている女の子ではあるんですけど、『私を躍らせるのはお金じゃなくて自由なんだよ』というセリフは、女性が自分で選択して前に進むような力強さやパワーが感じられるセリフだなと。女性目線でグッとくるなと思いました」。

伊原が出演するドラマとともに、バブル期を掘り下げるドキュメンタリーも放送される。伊原は「その時代を知る一つの手段としてすごく素敵な作品だなと。私はその時代を知ったからこそ、今の環境に置き換えてもっとこうしたらいいんじゃないかと考えるきっかけになったので、今を生きている方に見ていただいて、そのときのパワーを感じてもらえたらうれしいです。ギラギラしたパワーが見どころかなと思います」とアピールした。

本作で、主演の山田からも大きな刺激を受けたという。「山田さんは知識の量が半端ない方。撮影の合間に宇宙のことやニュースについて話をされていて、何においても自分の考えがしっかりある方だなと。自分が興味を持って調べたことが役としても生かせるんだなと、山田さんと近くでご一緒させていただいて感じたので、私もいろんなことを調べたり興味を持って取り組んでみたいなと思いました」と語った。

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