きょう24日にスタートするフジテレビ系バラエティ番組『呼び出し先生タナカ』(毎週日曜21:00~ ※初回は19:00~3時間SP)。ゴールデン帯番組初MCに挑むアンガールズの田中卓志は、10時間以上にも及んだ初回の収録を振り返り、「こんなに最初から満足いく内容になると思ってなかったです」と強い手応えを感じたようだ――。
■“暴走機関車”を放置する時間も
――初回の収録を終えての感想をお願いします。
すごい面白かったです。こんなに最初から満足いく内容の収録になると思ってなくて、2日間に分けて10時間以上回したんですけど、それが3時間(の放送)になるんですよ。だから、十分な内容になってると思います。普通こんだけ収録が長いと、「眠いな」とか「集中力落ちてきたな」とかあるんですけど、そんなのが一切ないくらい楽しかったですね。
――生徒のゲストの皆さんの中で、気になった方はどなたになりますか?
結構いろいろある人が多かったんですよ(笑)。宮崎謙介さんとか三田寛子さんも来てるし(笑)。あとは48グループ出身の峯岸(みなみ)さん、野呂(佳代)ちゃん、村重(杏奈)さんの争いとか、おバカ同士で結構潰し合いが始まったりして(笑)、その手綱を引くのも大変なんですけど。
ジャニーズから唯一のふぉ~ゆ~の辰巳(雄大)さんも「35歳でまだ売れてないんです」とか言って、そういう存在がいるんだと思ったんですけど、しゃべってみたらすごい面白くて。ジャニーズらしからぬバラエティっぽい要素をたくさん見せていただきました。
本当にみんな見どころがあるんですよ。キラメイレッドをやってた小宮(璃央)くんも、いきなり初回からぶっ飛ばしてるし。イケメンとか美人系の人って、初回は主張を出せないまま終わったりするじゃないですか。黒木(ひかり)さんとかゆうちゃみとかも、しっかり爪痕残してるなと。
おバカ系で言ったら村重さんもそうなんですけど、筋肉の横川(尚隆)さんも、あのへんは“暴走機関車”ですね。ガーッて手綱引かないとどうにも操作できない。これもうほったらかしにしたらどうなるんだろう?っていう時間もあったし、そこに途中からガッと行ってみたりとか、みんなでワイワイ楽しんでやったなみたいな感じですね。
■誰かに恋するスタンスは「面白い」
――またご一緒したい人は?
本当にみんな良かったですよ。カズさん(三浦知良)の息子の三浦りょう太(※「りょう」はけものへんに寮のうかんむりなし)さんもそうだし、アナウンサーの山崎(夕貴)さんもそうだし、それぞれのキャラクターがもうつかめてるから、次回もその感じを踏襲してやれるなという感じです。
まあ、長時間(収録を)回しただけあるなと。最後、初回なのに一体感がすごかったんですよ。10時間以上一緒にいればそりゃなるなっていう空気感になって。正直、初回は自分でも不安で。特番もやらずにいきなり番組をゴールデンで、しかも俺みたいな新人MCなのに、それが初回はドーンと3時間って前代未聞なんですよ。何個乗っかってるんだっていうくらいのスタートなんですけど、今はすごくいい番組がスタートするなという感じがあります。間違いなく初回から面白い内容になってますね。
――もし田中さんが生徒役で出演していたら、どんな感じになると思いますか?
彼女がいなかったら、誰かに恋するみたいなスタンスだったと思います(笑)。今回、草薙(航基)がそうだったんですけど、それを見て「あぁ、ちょっと前の俺だな」と思って。面白いんですよ、ちょっと前の俺のスタンス。それを客観的に見るのがまた楽しいですね。「頑張れ」って応援しちゃいます。