本作は、オープニングのアニメーションを含め、朝から沖縄の大自然が広がる朝ドラを観ると心が洗われるし、1日の活力をチャージできるような気がする。特に真っ青な空と青い海をバックに子供たちが和気あいあいとたわむれるシーンが最高だ。
稲垣は沖縄ロケについて会見で「海がエメラルドグリーンでとってもきれいで、朝から幸せな気持ちになれました。また、監督といっぱいお話をして、暢子の感情を考えながら演じさせてもらいました」とうれしそうに語っていた。
家族が揃う現場はとても賑やかなようで、暢子の母・比嘉優子役の仲間由紀恵は会見で「とにかく子供たちが本当に素直でかわいくて」と目尻を下げながら語っていたし、父・比嘉賢三役の大森南朋も「子供たちとわちゃわちゃして、実際の家族みたいに撮影できました」と話していた。
稲垣版の暢子は、来週で見納めとなりそうだが、きっと稲垣ならベストな形で黒島にバトンを渡せるのではないだろうか。
黒島は会見で「子供たちの演技が素晴らしすぎて、このいいものを引き継いで、大人パートにいけるかなと不安になったくらいです」と、稲垣たち子役の熱演を激賞していたのも大いに納得。シークヮーサーにジャンプする2人の暢子からは、すでに一心同体感が十分に漂っていたので、今後もその成長を楽しみに見守っていきたい。
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