■乙部の“ビビりっぷり”に注目
――では、伊藤さんから見て、美弥はどんなキャラクターに映りましたか?
伊藤:乙部のほうが先輩記者なんですけど、美弥に引っ張ってもらっている部分が割と多いと言うか、1話から5話に進むなかで、美弥の闇部の仕事に対しての意欲が高まっていく姿は乙部にも影響を与えたと思います。
――実際も、伊藤さんのほうが横田さんより年上ですが、撮影中に伊藤さんが横田さんに引っ張ってもらったと感じるような場面はありましたか?
伊藤:ありますあります! 現場では常に引っ張ってもらってます。
横田:私、何もしてないですよ! お菓子あげてるからですか(笑)?
――かわいいエピソード(笑)! 横田さんはいかがでしょうか? 乙部に感じた印象を教えてください。
横田:乙部さんは本当にビビりで、伊藤さんがさっきおっしゃっていたみたいに、美弥のことを盾にするシーンがあるんですけど、全く動けなくなるくらい全力で盾にするんです(笑)。
でも、美弥の身に危険が迫った時は、体を張って守ってくれる。それは「頼もしいな」と思います。
――普段の伊藤さんの印象はいかがですか?
横田:伊藤さん、めっちゃずっと明るいです(笑)。ずっと笑ってるし、伊藤さんが現場にいると、みんなも笑顔になるんです。
伊藤:ホラーやってるから、暗くなると嫌だなと思って! そこまで意識的にってわけでもないんですけど、明るいほうがいいかなっていうのは基本的にあるので。
――横田さんがお菓子をあげてリードしたり、伊藤さんがずっと明るかったり、現場の楽しい雰囲気が伝わってきます。
伊藤:「本当にホラー撮ってるのかな?」と思っちゃいますよね(笑)。
横田:監督も「みんな笑ってるけど、これ大丈夫?」って心配してた時ありましたもんね(笑)。
伊藤:でも、しっかりと怖くなってるので、大丈夫です!