ブロガーで漫画家の海原こうめさん(@koume_umihar)がTwitterに投稿した「貧乏OLが初めて南の島へ行った時の話」。友人の提案で、あるアクティビティをすることになったそう。

  • (@koume_umiharより引用)

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「自分で決めず、後ろをついていくのが楽」という海原さんに、「前走らない?」と声をかけた真理さん。思い切って走ってみて「進む方向を決めるのは思いのほかワクワクした」と当時を振り返っています。

台風で欠航したりとトラブルはありつつ、楽しいことがたくさんあった与論島旅行ですが、ここでの体験がきっかけで「なにかひとつ変われる気がする」と感じたそう。こうした日々が積み重なり、今の海原さんがいると締めくくるこのエピソードに、多くの共感の声が寄せられています。

「自分だけじゃなかったんだ……同じこと考える。いつも」「自分も、上手くいかない事ばかりでいつの間にか閉塞感を抱えてしまっているなあと思う」と、海原さんと同じように閉塞感を抱えていたという声や、「何をしてても抜けなくて常に頭の中にある貧乏性ものすっっごいわかる……」「お金のくだりとか、めっちゃわかる……! ってなりながら読みました」とお金に対する考え方に共感する方も。

また「与論島はマジで良いぞ」「人生に悩んだ時に、与論島はホントおすすめ。思い切って一人で行った時、百合が浜がキレイすぎて号泣した」「原付はとてもいいぞ。手軽に、それこそ高校生のバイト代でも変えて、かつ閉塞感をブチ抜いてくれる」といったように、与論島やツーリングで変化を感じたという声も寄せられています。

海原さんの旅行を追体験するようなこの漫画、投稿の経緯や反響について、お話を伺いました。

貧乏OLの南の島旅行、投稿者に聞いてみた

――20代の頃のエピソードだそうですが、今回の漫画を描こうと思ったきっかけを教えていただけますか?

現在ブログで過去の恋愛漫画を描いており、その番外編を描いてみたかったとのと、旅行に出かけにくいご時世ですが、20代の頃初めて別世界のような場所へ出かけていろいろ考えるいい機会になった出来事を描くことで、今、閉塞感を持つ読む人に何かを感じてもらえたらいいな~と思って描きました。

――この後、日常の考え方に変化はありましたか?

お金がなくて生活にも気持ちにも余裕がなかった頃で、自分の気持ちやふるまいに気づくことがほとんどありませんでした。

この旅行をきっかけに「自分はこういう奴なんだ、こういうところがあるんだ」と知ること、気づくことは日々を豊かにする(かもしれない)と考えるようになりました。

――共感のコメントが多数寄せられております。

Twitterでここまで反応いただけたのは初めてなので、すごくびっくり嬉しいです! リプライも全部楽しく読ませていただいています。本当にありがとうございます。


なお、海原さんはブログ「妊活は忍活?! アラフォー不妊治療体験記-その後-」で過去の恋愛エピソードや、不妊治療の体験談を日々投稿されています。また、ブログは書籍「私が不妊治療をやめたわけ」(イースト・プレス刊)としても発売中。夫リロさんと保護猫兄弟と暮らす日常や、嬉しかったり迷ったりとリアルな感情を描いた漫画は、思わず共感したくなるものも。気になった方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。