超低価格のサイドフロー型CPUクーラー

Cooler Masterの「Hyper T200」は、サイドフロー型としては非常に安価なCPUクーラーだ。CPUに直に接触するヒートパイプを2本搭載。PWMファンと防振パッドにより、静音性にも優れている。Intel/AMD両対応のバックル式ブラケットを採用し、簡単な着脱が可能だが、LGA1700には非対応なので注意。価格は2,500円前後だ。

  • Cooler Masterの「Hyper T200」。ファン回転数は800~2,200rpmだ(31dBA)

  • ヒートパイプは2本ながら、CPU直付け方式を採用。効率的に熱を逃がす

18cmファンを搭載するMini-ITXケースも

Fractal Designのエアフロー特化型ケース「Torrent」に、小型版が登場した。「Torrent Compact」は、フロントのデュアル18cmファンを継承しつつ、一回りサイズダウンしたミドルタワーだ。サイドパネル(強化ガラス/スチール)やファン(RGBの有無)によるバリエーションがあり、価格は21,000円~26,500円前後。

  • Fractal Designの「Torrent Compact」。これはARGBファンの「RGB TG」モデルだ

  • 電源はトップ側に配置。エアフローに特化したシンプルなレイアウトになっている

また「Torrent Nano」は、Mini-ITX向けのミニタワーだ。特徴的なオープングリルはそのままに、フロントに18cmファンを1つ搭載。コンパクトながら拡張性は高く、最長33.5cm/3スロット厚のグラフィックスカードを格納できる。こちらも4種類のバリエーションがあり、価格は17,500円~21,500円前後。

  • これは「Torrent Nano」。Mini-ITX向けながら、大口径の18cmファンを搭載する

  • 内部レイアウトのコンセプトは共通。水冷時には、28cmラジエータを搭載可能だ

左右が"リバーシブル"なミドルタワー

Lian Liの「O11 Dynamic EVO」は、カスタマイズ性に優れるミドルタワーケース。大きな特徴は、通常の「ノーマル」モードから、倒立配置の「リバース」モードへと変更できるリバーシブル構造を採用したことだ。またI/Oポートは、設置場所を3カ所から選ぶことができる。価格は、ブラックが22,000円前後、ホワイトとグレーが23,000円前後。

  • Lian Liの「O11 Dynamic EVO」。フロントとサイドが強化ガラスとなる

  • 好みに応じて、マザーボードが右側面にあるリバースモードに変えられる

ノーマル→リバースへの変更方法。製品ページには「only a few steps」とあるが、どう見てもそんなに簡単ではない(笑)

有線/無線両対応の65%サイズキーボード

Cooler Masterの「CK721」は、有線/無線に両対応したコンパクトなメカニカルキーボード。有線はUSBタイプC、無線は2.4GHz/Bluetoothに対応しており、様々な機器で利用することができる。カラーはグレーとホワイトの2色で、サンドブラスト加工のアルミボディは耐久性が高い。価格は14,000円前後だ(英語配列のみ)。

  • Cooler Masterの「CK721」。65%レイアウトを採用し、持ち運びも容易だ

  • スイッチは茶軸タイプ。ダイヤルコントローラやRGBバックライトを備える