UV-C 除菌空気清浄機
空気清浄機は、菌やウイルス対策に特化した、高い除菌能力を持つモデルを投入します。1月31日に発売し、17畳用の「SAP-4100」(価格22,000円)、7畳用の「SAP-1200」(価格14,300円)、5畳用の「SAP-1100」(価格11,000円)の3機種をラインナップします。
本体の形は、5畳用が四隅の丸い直方体、7畳用・17畳用が一般的な円筒形で、プレフィルター、HEPAフィルター、活性脱炭臭フィルターの3層HEPAフィルターを内蔵。360度から吸気し、0.3μmの粒子を99.7%除去するとしています。
特徴はフィルター内部に深紫外線(UV-C)ユニットを内蔵し、除菌効果を高めたこと。UV-Cは通常オゾン層に吸収され地表には届かない短い波長で、紫外線の他の波長(UV-A、UV-B)より除菌効果が高いとされます。
フィルターで濾された空気はフィルター中央に備えたUV-Cユニットで照射し、菌などを抑制。清浄化された空気を上から排出します。例えば花粉の除去程度であればHEPAフィルターのみで清浄化できるため、UV-C機能はオンオフできるようになっています。
機能面では風の強さを切り替える機能、タイマー機能、おやすみ機能などを搭載。17畳用「SAP-4100」では汚れセンサーによる自動運転機能も使えます。
17畳用「SAP-4100」の本体サイズはW234×D234×H459mm、重さは約3.3㎏。7畳用「SAP-1200」の本体サイズはW204×D204×H330mm、重さは約2.9㎏。5畳用「SAP-1100」の本体サイズはW182×D276mm、重さは約2㎏。
充電式スリムクリーナー
軽さが“売り”のコードレス掃除機は、ハンディタイプの「SHC-101WH」と、組み立て型スティックタイプの「SSC-401WH」の2機種展開です。1月31日に発売し、価格はSHC-101WHが6,600円、SSC-401WHが16,500円の予定。
「限界まで軽さ、スリムさを追求した」というコードレス掃除機で、2台目・3台目需要を見込みます。ハンディタイプの「SHC-101WH」は約500gとペットボトル1本分、スティックタイプの「SSC-401WH」も1㎏を切る900gを実現しました。
素材をプラスチック中心としたほか、横幅の細いスリムな本体デザインを採用。スティックタイプの「SSC-401WH」ではブラシレスのDCモーターを内蔵し、軽さとパワーを両立させたといいます。
フィルターはハンディタイプが不織布、スティックタイプがステンレスメッシュとHEPAフィルター。フィルター以外は全て水洗い可能で、フィルターは交換用を別売します。
実際に持ってみると、見た目以上に軽く感じ、使用時の負担は少なそうだと感じました。一方で2機種とも駆動音はそれなりに大きく感じられ、使う時間帯を選びそうです。
スティックタイプ「SSC-401WH」の本体サイズはL1,100×D240×H90mm、重さは900g(延長パイプ2本・掃除機ヘッド込み)。最大集塵容量は約0.24L。充電台や延長パイプ、掃除機ヘッド(床用吸い込み口)のほか、隙間用ノズル、ブラシノズル、アタッチメント収納袋が付属します。
ハンディタイプの「SHC-101WH」の本体サイズはL410×D65×H65mm、重さは500g。最大集塵容量は約0.27L。充電は本体に直接充電ケーブルを挿す形で、充電アダプターと隙間用ノズル、ブラシノズルが付属します。
SANKA代表取締役の神子島岩男氏は、家電市場への参入について、安全、安心、環境のキーワードをもとに生活者の目線で取り組み、チャレンジする考えだといいます。「使ってよかった」「あってよかった」「こんなモノが欲しい」、そんな視線でのものづくりに全力を尽くしたいと意気込みを語りました。