夜ご飯はどこにする? をサポートしてくれる「祇園おせわがかり」
グルメな京都だから、食の選択肢も膨大。しかも祇園となると、そもそも看板がなかったり、お値段も高そうだったりと、ちょっぴり尻込みしちゃいますよね。
そんなとき、ぜひ利用したいのが「祇園おせわがかり」。このサービスは、その日の予算や食べたいものなどゲストの希望に合わせて、「OMOレンジャー」がぴったりなお店を紹介してくれるというもの。
祇園デビューの人はもちろん、ひとり旅の人にもありがたいサービス!ざっくりとした内容でかまいませんので、「OMOレンジャー」に要望を伝えてみましょう。
「いやいや、それでも、今の時期、外で食べるのは気になる……」という人は、次のサービスがおすすめ。
それが、こちらのお部屋で楽しめる「仕出し料理」。江戸時代創業の老舗「菱岩」のお弁当です。
四角い折のなかに"京都の季節や伝統"が美しく収まったその姿は、まるで宝箱!メニューはその日により若干異なりますが、必ず入る「だし巻き卵」は、その断面の美しさにうっとり。ふわふわで、お出汁の味がしっかりきいた上品な味わいです。
しかし、「菱岩」のお弁当は、見た目だけでなく、味わいも玉手箱! 焼き物、炊き物、お刺身……。味の濃淡が詰め込まれていて、最後の一口までおいしく食べられます。もちろん、京都の地酒との相性もバッチリです。
今までありそうでなかった、自分でパンを焼く朝食プラン
"食"のお楽しみは、翌朝も続きます。星野リゾートでは初めてとなる、お部屋の中でパンを焼く「おへやベーカリーセット」(1,000円)が、朝食プランとして登場しました。
作り方は超簡単。マンガの手順書に沿って、材料をパン焼き器に入れていくだけ。後はタイマーを翌朝の時間にセットしたら、ワクワクしながら眠りにつきます。
何と言っても、感動したのが防音対策。パンを練り練りするとき聞こえてくるはずの"ガタンゴトン音"が一切気にならず、朝まで爆睡できたのです。聞けば、この音をふせぐために、何度も何度も施策を重ねてオリジナルの防音BOXを作ったのだとか。
部屋中にほわわ……と広がるパンが焼ける香りは、まさに"幸せの香り"。目覚めた瞬間から、幸せな感覚を味わえます。
おかずをもう1品! ということで、昨夜コンビニで買った卵を目玉焼きにしました。
こうやってミニキッチンで自分の食べたいものを調理していると、祇園暮らしを体感しているよう。
いよいよ、待ちに待った朝ごはんタイム!
大きく膨らんだパンは、持ち上げるのが難しいぐらいの柔らかさ。そして、この柔らかいパンを、6種類のコンディメント(調味料)で味変をしながら楽しみます。
バター&粒あんをのせて、あんバターにするか。卵スプレッドをのせて、サンドイッチ風にするか。どちらにしてもおいし過ぎて、食べ進めるほどに食欲が増します!
OMOレンジャーと一緒に、祇園の朝散歩
さらに、「OMO5京都祇園」の朝のお楽しみが、もうひとつ! それが、静かな朝の祇園を「OMOレンジャー」が無料でガイドしてくれる「祇園うるわし朝まいり」。毎朝6時30分にホテルを出る本ツアーに参加すると、キリリとした朝の祇園を歩きながら、身も心もうるわしく整えられます。
ホテルを出発して最初に向かったのは、祇園ならではの情緒漂う「花見小路」。普段は人でごった返す「花見小路」も、朝だとこんなに静か。石畳に千本格子、すだれの下がった京町家など、美しい祇園の風景をじっくり味わえます。
人が少ないので、普段より歩くペースはのんびり。普段だったら素通りしてしまう隠れたスポットも、「OMOレンジャー」が分かりやすく教えてくれます。
「花見小路」の後は、「縁切り神社」で知られる「安井金比羅宮」へ向かい、悪縁を断ち切り良縁を呼び込む「縁切り縁結び碑」くぐりを行いました。
ここは、普段並ばないとくぐれない、大人気パワースポット。だけど……、今回は特別! 後ろの人を気にせず、「縁切り縁結び碑」をゆったりくぐれます。
その後、「ねねの道」や「石塀小路」など、おだやかな朝の小道を巡りながらお散歩します。清らかな空気に包まれた朝の祇園は、歩いているだけですがすがしい気分になります。
ツアー最後の目的地は、7月の祇園祭をはじめ、1年を通じてさまざまな催しが行われる「八坂神社」。常に地元の人や観光客であふれかえる場所ですが、早朝の時間帯は人もまばら。広い境内をのんびりお散歩できます。
まずは重要文化財になっている本殿で、神様にご挨拶。続いて、より強く願いがかなうという「御千度詣」を行ったら、美人祈願ができる「美御前社」のお参りも忘れずに。
ご利益満載の末社もくまなく巡れて、朝からパワーチャージ完了です!
お散歩終了後は、「OMOベース」で「原了郭」の「御香煎」を楽しみます。「御香煎」とは、昔の旅人がお参り後に喉を潤していた漢方が原料の飲み物。白湯に溶いて飲むと、さわやかな清涼感が口の中いっぱいに広がります。
いつもの朝とは違う、なんとも優雅なひととき!心にたまったモヤモヤさえも、浄化された気がしました。
祇園の本当の楽しさを教えてくれるホテル
「OMO5京都祇園」で過ごせば、身も心もすっかり休まって、ものすごい充実感があります。いつもと違う京都旅をしたい方は、ぜひ訪れてみてください。
■Information
OMO5京都祇園 by 星野リゾート
場所:京都府京都市東山区四条通大和大路東入祇園町北側288