タレントの松居直美、磯野貴理子、森尾由美が出演するフジテレビのトークバラエティ番組『はやく起きた朝は… 2022新春スペシャル』が、1月2日(6:00~)に放送される。
1994年の放送開始当時は20代だった3人も、いまや50代。そこで、新年一発目となる今回は「Z世代の気持ちを知ろう!」をテーマに、2005年生まれのタレント・東ノエルを迎え、トークを繰り広げることになった。
果たして3人は世代間ギャップを乗り越えて、理解し合えることができたのか。収録を終え、長年続く番組に寄せられるハガキの思い出なども語ってくれた――。
■若い世代が“ちゃんと教えてくれない”理由を知る
――今回はZ世代の東ノエルさんをゲストに迎えましたが、いかがでしたか?
森尾:楽しかったです。娘よりも年下の子と接することがなかったので、すごく新鮮でした。明るい子だったから、こっちも元気をもらいました(笑)
磯野:いやー、私もすごい楽しかった! 若い子ってすごいパワーを持ってて、若い子としゃべってるだけでこっちまで元気になるというか。同じ年代の気分になれるというか、自分の歳を忘れさせてもらえて、すごい楽しい1時間でした。ぜひ皆さんに見てもらいたいです。
松居:娘がいたらこんな感じなんだろうな…とか思って。欲しいな(笑)
磯野:「若い子にいろいろ聞いてもちゃんと教えてくれない」って話を、よく聞いてたんですよ。でも、若い子たちの言い分は「1回教えても、どうせまた忘れちゃうから」なんですって。だからこっちが聞いても「あーはいはい」ってぞんざいな感じにしちゃうという意見を今回聞けたので、見てくださってるお母さん世代は「そういうことか!」と思ってくださるんじゃないかな。私たちも、聞くばっかりじゃなくて、覚えようとしないとね。でも、少しは覚えたよ。私、昨日インスタのストーリーってシステム覚えたのよ。
――どなたから教えてもらったんですか?
磯野:私、BTSが好きだから、30代の女のメイクさんが「ここをまず見たほうがいいですよ、消えちゃいますよ」って言ってくれて、「えっ!? 時間制限があるの?」って。だから今、インスタ見るの忙しいんです!
森尾:私は、ノエルちゃんがお母さんの年齢を知らないというのにびっくりしました。だけど“友達親子”っていう関係性が面白かったです。うらやましい感じもありつつ。
松居:私はやっぱり、涙袋(のメイク)。あんなことしたら、私だったら大変なことになるなと思って(笑)
磯野:私、やってみようと思ったんだけど、直美ちゃんが「クマに見える」って止めてくれたから、ありがとう。でも面白かった。同じ世代でいると頭が固まっちゃうからね。新鮮な空気もらってうれしかった。
松居:でも、きっとすごい気をつかって話してくれてたんだろうなあって。
磯野:緊張してるって言ってたもん。まだテレビ出るの2回目なのよ。
森尾:全然そんな感じしなかったけどね。
■人と交わらない森尾由美も「目からうろこ」
――今回のゲスト以外で、若者と接して驚いたことはありますか?
松居:私ドラムを習ってて、先生が「テンポ60っていうのは、1分間の秒針が動く時間だよ」って言うんだけど、若い子はデジタルで育ってるから「秒針って何ですか?」みたいな話になるんですよ。そっか、秒針分からないか~っと思って。
磯野:私は、スタッフの娘さんで小学6年生の女の子がいて、BTSの(ジョン)グクちゃんのファンなんだけど、私がグクちゃんのハンカチをあげたらお礼のお手紙をもらったんです。そこに「私は“ヤンコチ寄りのグクファン”なんです」って書いてあって、「ヤンコチ?」って。それはグクちゃんとユンギさんのユニットがあるんですって。それを教えてもらって、うれしかったですねぇ。1つまた知れて。なんでも教えてもらうことだらけです。
森尾:私、本当に人と交わってないので…
松居:家の中にキャンプ張って、その中にこもってたりするときがあるくらいだから。室内グランピング?
森尾:そうなの~。その中で編み物してるのが好きで、人と交わることが本当にないので、今日は目からうろこな感じ。でも1つ安心したのは、私、構えちゃってたんですよ。Z世代は自分と話が合わないとか、自分と全く違う人だっていう構えがあったんです。でも、ノエルちゃんが気をつかってくれたのもあるし、天真らんまんで受け答えも真摯(しんし)にしてくれたので、こっちも素直に表現すれば受け入れてもらえるというのが分かったのが発見でした。