また、会見冒頭、グッドライフアワード3年連続受賞にも意気込みを見せながら、「だって(地上波テレビで)他にこういう番組がないんだもん」と話していた所。
「かがくの里」が、能登の里山を象徴する「白米千枚田」の間で友好関係を結ぶことになり、「近所に西野さんという素敵な地元の人がいるんですけど、あっちに負けまいとして、(『かがくの里』を)もっと綺麗にしてる」と引き合いに出し、「『かがくの里』も、他に同じような番組があったら、『あっちに負けないように』って、もっとレベルアップするんじゃないかなと思うんですけどね」と言い、「他の誰かも『かがくの里』やればいいのにね。平気で(笑)」と提案。
阿部が「そんな暖簾分けみたいなこと、やっちゃっていいんですか?」と驚くと、「暖簾分けじゃないよ! そっちはそっちで独自で始まればいい」と、番組がさらなる進化を遂げるための“ライバル”出現を待ち望んだ。
最後に「かがくの里」で今後やってみたいことを聞くと、「いや、逆に止めてんのよね」とキッパリ。「『あれもこれもやりたい』と言うんだけど、そんなにできないから! って(笑)。今の里のレベルを上げていけばと僕は思うんですけどね」と自身の考えを説明しながら、「里の図鑑が出るんですよ。(『かがくの里』で)生き物の写真を撮ってる青年たちがいるんですけど、それが素晴らしいの」と目を輝かせる。
そして「(彼らは)生き物を撮るために、じっと動きも止めて、次の日の朝まで夢中でやってる」「なんか、ああいうのを見てると、夢中でやってる人は素敵だと思います。応援したくなる。すごい素敵な図鑑になると思いますよ」と、来春発売の「里の生き物図鑑」に太鼓判を押した。
「かがくの里」で新たな試みをすることを「止めてる」と言っていたが、もし新たな展開が始まったとしたら、生き物たちの写真を撮る青年たちについて「愛らしい」と語ったように、所はきっと「仕方ないな〜(笑)」と面白がるのだろう。
なお26日の放送では、「もっと知ってほしい! 科学ニュース2021」と題し、「ミジンコは死んだふりで生き延びる」「パンダのカムフラージュ効果」など、渡辺裕太、佐藤真知子アナが注目の科学ニュースを発表。また、「かがくの里」が第9回グッドライフアワード実行委員会特別賞 森里川海賞を受賞した模様も紹介される。
1955年1月26日生まれ。埼玉県所沢市出身。代表番組は『所さんの目がテン!』(日本テレビ系)、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(同系)、『所さんの世田谷ベース』(BSフジ)、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京系)、『ポツンと一軒家』(朝日放送テレビ・テレビ朝日系)など多数。
1985年5月8日生まれ。千葉県千葉市出身。原田公志とももにお笑いコンビ・セバスチャンとして活動。原田は中卒、阿部は慶應大卒という学歴差のある幼馴染。2016年より『所さんの目がテン!』(日本テレビ系)に「かがくの里専任プレゼンター」として出演している。
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