メンバー全員がマイクを持ってパフォーマンスする7人組ダンス&ボーカルグループ・BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。2019年5月のデビューから2年半、11月24日に発売された2ndアルバム『PASS THE MIC』は、デビューしてからの軌跡が詰まっておりBALLISTIK BOYZの第1章完結という意味合いも感じさせる。7人にインタビューし、アルバムに込めた思いや、次なる目標への意気込みを聞いた。
アルバムのリード曲「All Around The World」は、“BALLISTIK BOYZ とBBZ Family(ファン)が目指す新たな約束の舞台は国境を越えた先にある”という意味が込められており、世界を見据えて活動を続けている BALLISTIK BOYZの決意表明・宣誓の楽曲に。また、メンバーの日常を切り取ったBALLISTIK BOYZ的デイオフソング「Day Dreaming」と、ボーカル4人によるエモく切ないミドルラブソング「In My Eyes」を収録。これらの新曲3曲に加えて、1stシングル「44RAIDERS」から最新シングル「SUM BABY」を含む4タイトルに、デジタルシングル「SUMMER HYPE」を含む、全18曲が収録されている。
――2ndアルバム『PASS THE MIC』の魅力をアピールお願いします。
日高(「高」ははしごだか):まるで第1章を締めくくるかのような作品で、僕たちBALLISTIK BOYZがデビューしてからの2年半すべてが詰まっています。僕たちがさまざまな音楽に挑戦してきたことがわかるアルバムになっていて、7人全員がマイクを持って変幻自在にパフォーマンスできるグループだからこその音楽性の幅が伝わると思います。そして、これからの夢や目標に対する覚悟や思いも感じとってもらえたらなと思います。
――リード曲「All Around The World」の魅力も教えてください。
日高:BALLISTIK BOYZらしい海外テイストな楽曲になっていて、これからのBALLISTIK BOYZの夢や目標に対する覚悟や思いを乗せた歌詞になっているので、そういったところにも注目しながら聴いていただきたいです。歌詞に「きっと世界は僕らの掌の中」といったフレーズもあり、僕たちの夢や目標である海外進出への思いが込められています。夢に向かって挑戦する方にもぴったりな内容なのかなとも思います。
――「All Around The World」のレコーディングでこだわったことは?
加納:この曲はキーが結構高いんですけど、曲調的にそんなに強く出しすぎても楽曲の雰囲気と合わないので、そういった調節や抑揚が課題でした。そこをクリアしたらカッコよくなると思ったので、そこはめちゃめちゃ意識しました。
――ダンスのポイントは?
奥田:新しいBALLISTIK BOYZを見せられたらということで、今回はコレオグラファーの方に振り付けていただいたんですけど、難しかったです。ダンスのスキルを見せるというコンセプトがあり、立ち位置の構成もたくさんあって、新しい感じになっているので楽しんでいただけたらと思います。
――ミュージックビデオ(MV)の撮影で印象に残っていることを教えてください。
砂田:全員で踊るシーンももちろんありますが、今回ソロのシーンがメインになっていて、みんなバラバラのシチュエーションで撮影しました。夜のシーンが多いです。
――撮影はどこで行いましたか?
日高:ソロはそれぞれシチュエーションが異なりますが、集合のダンスシーンは工場地帯で撮影しました。全体的にダークでかっこいいMVになっています。
――海沼さんと松井さんもMVにまつわるエピソードがありましたら教えてください。
松井:個々のシチュエーションはそれぞれの個性が表れていると思います。ダンスもすごく凝っていて、集合のダンスシーンでは全員黒スーツであわせていて、クールなBALLISTIK BOYZを感じていただけると思います。今までのMVと見比べていただいたら僕たちの成長も感じられて面白いのではないかなと思います。
海沼:それぞれの個性がほかのMVよりも出ていて、一人ひとりをより見ていただけると思いますし、グループ全員でのダンスシーンも見どころなので、最初から最後まで見入ってしまうMVに仕上がっていると思います。
――ほかの新曲2曲についても伺いたいです。まず、「Day Dreaming」の魅力をお聞かせください。
深堀:この曲はどんなシチュエーションにも合う曲になっていると思います。新曲3曲の中でも馴染みやすい曲で、ゆっくりしたいときでも、元気になりたいときでも、様々なシチュエーションで聴いていただきたいです。
――「In My Eyes」についてもお願いします。
加納:ボーカルのバラード曲としては3曲目になるのですが、4人でのコーラスが多めになっています。バラードをやると決まったときに、僕たちがやりたい曲調などスタッフさんと話した上でできた曲なので、僕たちの意向も汲んでいただいています。歌詞の内容は憧れの人に対するものになっていて、その恋愛模様にすごく共感できる曲になっていると思います。