お笑いコンビ・かまいたち、とろサーモンのマネージャーを務める吉本興業の社員で、吉本坂46のメンバーでもある樺澤まどか。美人マネージャーと話題を呼び、今年6月と11月に単独ライブを開催、11月15日にはデビューシングル「卑屈のうた」を配信リリースし、シンガーソングライターとしてソロデビューも果たした。マネージャーと歌手の2つの顔を持つ樺澤にインタビューし、二刀流生活や今後の野望について話を聞いた。
――「卑屈のうた」でソロデビューされましたが、その経緯を教えてください。
今年6月にヨシモト∞ドームIIで開催した初の単独ライブ「樺澤まどかワンマンショー2021 summer」でオリジナルソングを作って披露し、その映像をかまいたちのYouTubeチャンネルで流したら反響があったので、吉本の音楽の部署の方が「配信してみない?」と提案してくれて配信することになりました。
――デビューが決まったときの心境は?
「面白そう!」という本当に軽い気持ちでした(笑)
――ワンマンショーはどういったきっかけで開催することになったのでしょうか。
マネージャーがヨシモト∞ドームを使って企画できるという、企画の募集が行われていて、かまいたちのYouTubeにも出ていてファンもいるだろうからということで、先輩のマネージャーが企画を出してくれていて。企画が通った段階で「決まったからやるよ」と言われて、「え~!?」と驚きました。
――そのライブで、オリジナルソングを披露することに。
いろんな有名な曲をカバーしたんですけど、一つチャレンジ企画をやったほうが喜んでもらえるんじゃないかということになり、作詞作曲することになりました。
――作詞作曲はもともと勉強されていたのでしょうか?
初めてでした。本当に素人なのでどうしたらいいかわからなくて、前々日くらいまで何もやってなくて。そこからコード進行を調べて決めて、ピアノはもともと習っていたので、ピアノを弾きながらコードにメロディーを当てはめて、歌いながら生み出しました。追い込まれて無理やり作り出した感じです。
――27歳の会社員ならではのリアルな気持ちを歌で表現した「卑屈のうた」は、ミュージックビデオの再生回数が30万回を超え、反響を呼んでいますね。
うれしいです。仕事もあるし、ワンマンショーにも追い込まれてきて、めんどくさいという心境をそのまま歌詞にしたんですけど、「感動しました」「共感できます」という反応が多くてびっくりしました。みんな同じように思っているんだなと思いました。
――歌はもともと得意でしたか?
得意ではないです。レコーディングしたものを聞いても、うまいとは思っていません。