アイドルグループ・なにわ男子が11月12日、ついにデビュー日を迎えた。まずは大阪万博記念公園から東京に向けて、民放各局の朝の情報番組を“ジャック”。そして、関西空港から東京・羽田空港へ移動し、JAL格納庫でCDデビューイベントを開催した。この場所でのデビューイベントはジャニーズ初となった。

  • CDデビューイベントを開催したなにわ男子

なにわ男子の7人(西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也)は、早朝から準備を整え、夜明け前の薄暗い中、大阪万博記念公園入り。一時は雷も伴ったあいにくの雨も、だんだん小雨になった6時過ぎから順次、「太陽の塔」正面側から東京に向けて、民放各局の朝の情報番組を“ジャック”する分刻みの生中継がスタートした。

ピンクの衣装に着替えた7人は、とにかく元気に現場入り。全員が「おはようございます!」「よろしくお願いします!」と現場全方位に向け、大きな声で挨拶しながらスタンバイ位置へ。5番組それぞれに、自己紹介やデビューを迎えた心境などスタジオとのやり取りがあり、記念すべきデビュー日を、自分たちの“ホーム”である大阪からスタートさせられること、大阪の象徴でもある太陽の塔前から中継できることがうれしいと語っていた。

怒涛のメディア中継が終了。ここでもまた、7人はスタッフ全方位に向け「ありがとうございました!」「またよろしくお願いします!」と元気に挨拶しつつ退場。その後は、すぐに衣装(ブルー衣装)チェンジし、自分たちのオフィシャルYouTube LIVEのための収録。思い出の楽曲である「僕空~足跡のない未来~」を、「太陽の塔」を背負って堂々の歌唱し、トークパートも全て収録も終えるとバスで関西空港へ向かった。

関空へ向かう車内では、基本的にコの字にしたシートに座り、YouTubeの撮影を行った。数々のお題や企画、エピソードトークを展開。およそ1時間半に及んだ収録では、終始楽しげな7人の笑い声とやり取りが続いていた。

11時頃に関西空港に到着。羽田空港へ向け出発するその前に、また分刻みのスケジュール。搭乗手続きを済ませ、すぐに衣装チェンジ(再びピンク衣装に)。そして、オフィシャルスチールなど各種撮影。さらに、今回チャーターさした便名「JL5728(GO! なにわ)」「なにわ男子初心 LOVE Charter Flight」のデジタルサイネージ前で記念撮影。JALの職員に「ありがとうございました!」「最高のデビュー日になりました!」と7人で元気に挨拶した。そしてついにチャーター機に搭乗し、JALによる横断幕に見送られてチャーター機が離陸した。

機長からの機内アナウンスでも「デビュー日おめでとうございます」と祝福されながら、およそ40分のフライト。そうして13時頃に羽田着。ここでも横断幕がお出迎え。滑走路に着陸した機体のタラップ上にメンバー7人が登場し、格納庫で待ち受けるメディア取材陣から大きな拍手に迎えられると、うれしそうに大きく手を振って応えた。