写真集『すみにおけない』の反響については「思っていた以上にたくさんの方が手にとってくださったので、本当にうれしいなと思っていますし、とてもありがたいです」と感謝する。
“ファースト&ラスト写真集”ということだが、もっと鷲見を見たいという声も多く上がっていると聞く。しかし、鷲見自身が「最初で最後の写真集です」ときっぱり決めているそうだ。「もう31歳ですし、やりたいことは全部詰め込んで、やり切りました」とおちゃめに笑いながら「こだわりすぎて、実際に作るのはすごく大変でした。紙の質感や表紙のタイトルの色使いなど細かいディテールや、どのカットを使うかについても、いろいろと相談させていただいたし、とにかくこだわり抜いた1冊になっています」と胸を張る。
一番印象に残っている撮影シーンは、馬に乗って海に入ったカットだ。「そういう体験ってなかなかできないじゃないですか。まだちょっと寒い時期だったし、『もしかしたら海に入れないかもしれない』とも言われていたんです。そしたらインストラクターの方が、ちょっと脂肪のついた馬を用意してくださって。『この子が入らないと言ったら難しいです』と言われたんですが、その子がお利口さんで、すっと海に入ってくれたんです。すごく感謝しましたし、やっぱりとても可愛かったです」
また、写真集を出したことで、いろいろなことに気づけたと言う。「今回の写真集のテーマは、ファンの方に恩返しをしたいということで、なるべくファンの方の意見を聞いて、こういうことやってほしいという気持ちに応えられるようなものにしたつもりですが、思っていた以上に男性女性様々な方に手にとっていただけました。ファンイベントもやらせていただきましたが、本当に幅広い方々に応援していただいていたんだなと、写真集を出したおかげで感じることができました」
写真集でも、美ボディが称えられた鷲見だが、美しい体型を保つ秘訣について尋ねると「やっぱり無理をして続けるのは、体や心の負担にもなりますから、私自身は続けられることを続けていくのが一番だと思っています。だから水を多く飲むとか、生活の中で取り入れやすいものを取り入れていくという感じです。今だったらトマトジュースにハマっていますし、健康に気を付けたり、ストレッチをしたりと、小さなことの積み重ねが大事だと思っているので、それらをこつこつやっています」
今や、バラエティ番組やイベントなどに引っ張りだこの鷲見だが、常に心がけているのは「人と人とのコミュニケーションです」と言う。「やはり人とお仕事をするので、人を大事にしたいと常に思っています。テレビでご一緒する方々だけではなく、スタッフさんやメイクさんなどもそうですし、いろんな方に対してきちんと挨拶をしたり、ちゃんと目を見て話したりと、基礎的なことも含めて気をつけています」
最後に今後やってみたい仕事について聞くと「演技はまた機会があればぜひやらせていただきたいですし、昨年と同じですが、いただいたお仕事は何事も楽しんで挑戦していけたらいいなと思っています」と、はつらつとした笑顔で締めくくった。