フリーアナウンサーでタレントの鷲見玲奈が、様々なフィールドで活躍の場を広げている。2021年は、1月に日本テレビ系スペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』で女優デビューを果たし、8月に出版した鷲見玲奈ファースト&ラスト写真集『すみにおけない』も話題に。「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER」(TGC)ではMCを務めただけではなくモデルとしてもランウェイを歩いた。「仕事にNGなし」と挑んできた鷲見に、今の心境を聞いた。

  • 鷲見玲奈

TGCについては「2回目のMCなので、前回よりは緊張せずにステージを楽しめたように感じます。無観客での開催でしたが、オンラインだからこそできる演出がされた華やかなステージでしたね。舞台上で見るのも素敵ですが、映像で見るとより楽しめるという印象でした」と配信イベントならではの魅力を楽しんだ様子。

テレビ東京を退社してから早1年半だが「本当に様々なジャンルの仕事に挑戦させていただけて、毎日が充実しています。それは自分がこんなふうにやっていきたいと、思い描いていた以上のものだったので、うれしい限りです」と目を輝かせる。

フリーに転身後、想定外だったことについて尋ねると「アナウンサーのお仕事以外はすべて想定外かもしれません。毎回バラエティー番組で芸人さんたちとご一緒させていただくのもそうですし、TGCでも、前回は巫女さんの衣装を着させてもらったり、今回はモデルとしてランウェイを歩かせていただいたり。想定外の連続です」と興奮しながら語った。

フリーになってからの戸惑いについては「確定申告を初めてしたので、どうしたらいいのかと、かなり戸惑いましたね」と打ち明け、「お仕事も毎回小さな戸惑いの連続なのですが、過ぎてしまえば、そんなこともあったなと思えているかもしれません。次から次へと戸惑いがあるので、振り返っている余裕もないんですけどね。今回ランウェイを歩いた時も、どうやって歩くんだろうと思って、めちゃくちゃ戸惑いましたし」と笑う。

どちらかというと「何事においてもとりあえずやってみよう」と飛び込むタイプだと言う鷲見だが「実はフリーになる時は、けっこう迷いがありました。それでも飛び込めたのは、自分に近い人たちが、背中を押してくれたからだと思います」と振り返る。

また、「くよくよする時もありますし、ネガティブになることもあります。基本的に終わったあとで、上手くいかなかったなと反省するタイプ」と告白。

気分が落ちた時の活力剤は、大ファンだと公言しているグローバルガールズグループNiziUの音楽を聴いたり、ミュージックビデオを観たりすることだと言う。「NiziUの活躍を見ることで元気をもらっていますから。私の癒やしであり、エネルギーでもあり、活力でもあります。落ち込んだ時もテレビでNiziUを見ると、この子たちがこんなに頑張ってるのに、自分はこんな小さなことで悩んでいたらダメだなと思えるので」