3.知る人ぞ知る、森の中にある穴場のパン屋!那須高原パンのいえ クーロンヌ リネア
知名度抜群の「ペニーレイン」も良いけれど、那須でいつもと違うパン屋さんを開拓したい人におすすめなのが「那須高原パンのいえ クーロンヌ リネア」。
「クーロンヌ」とは、王冠を意味するフランス語。茨城県取手市に本店を構え、関東エリアに店舗を展開。那須店は、おいしいパンだけでなくコテージにも宿泊できる「泊まれるパン屋」さんです!
お店の場所は、県道から1本奥に入った所にあり、那須高原の大自然を体感できる最高のロケーション。
那須店の店長は、パンのようにふわふわな笑顔がステキな國井さん。「幸せ倍返し日本一!!」をモットーに、思わず笑顔がこぼれるようなおいしいパンを届けています。
4.お店のオープンは朝6時半から!
こちらのお店は、工房と売り場の間にガラスの仕切りがなく、常にオープンな状態。パンが焼き上がったときの“こうばしく柔らかな香り”がダイレクトに伝わり、幸せな気持ちで満たされます……!
開店時間は、なんと朝6時半から。おいしいパンを求めて、開店と同時にぞくぞくとお客さんがやってきます(12月から3月中旬まで、冬季営業で9時オープン)。
さすが那須のお店。焼きたてパンの匂いいっぱいの店内には、高原野菜が買える「クーロンヌぷちマルシェ」コーナーもあります。
こちらは、年100種類以上もの野菜を栽培している「那須高原こたろうファーム」のもの。週末になると「クーロンヌ」に届けられるのだとか。
パンと一緒に高原野菜も楽しみたい方は、週末から週明けにかけて訪問するのがおすすめですよ。
素材そのものの魅力を最大限に引き出すのが、「クーロンヌ」のパン。那須店では、ライ麦ベースの天然酵母を中心に、上質な国産バターやオリジナル配合の小麦粉を使ってパンを焼いています。
お店の名物は「ソルティドッグ」。外はカリカリ、中ふんわりの端切れが良いパンと、ぷりぷり&ジューシーなハーブ香るソーセージが楽しめる惣菜パンです。
このパンを食べるときは、ケチャップもマスタードもいりません。シンプルイズベストで、このまま、ありのままの美味しさを味わってみてください。
こちらのお店では「ソルティドッグ」以外に、2つのパンをチョイスしました!
・「高原のクロワッサン」(281円)
丹念に作り込まれた自慢のクロワッサン。サクサクの食感と芳醇なバターの香りがたまりません。那須店では人気Np.3の商品です。
・「フルーツライ」(454円)
レーズン、オレンジ、レモン、くるみ、アーモンドがぎっしり入ったライ麦パン。見た目はそこまで大きくありませんが、持った瞬間、ずしっとした重みがあり、食べる前から期待に胸が膨らみます。
5.泊まって那須のパンを楽しむなら、このお宿がベスト
さて、今回テイクアウトしたパンを食べるのに選んだ場所は、2021年6月にオープンしたばかりのグランピングリゾート「ホワイトランプ」。
こちらの施設は、各キャビンに専用のBBQステーションを完備!密とは無縁の状態でパンを楽しめて、屋根付きだから、雨が降ってもへっちゃら。
「ホワイトランプ」をおすすめしたい理由は、他にもあります。それが、このガスバーナー。BBQステーションの中には、世界トップクラスの人気を誇るアメリカ製のBBQコンロ「シグネチャー」が備え付けられています。
「シグネチャー」は火力がしっかりあるので、火加減次第でレパートリーがどんどん広がります。蓋をしめて焼き上げるので、パンの外はパリッと、中はしっとりふっくら。
種類が違うすべてのパンをベストな状態で食べたい!というパン欲求をしっかり満たしてくれます。
6.焼き上がったパンをテーブルに並べたら、いざ実食
おいしそうなパンを前にワクワクが止まりません。どれも、売れっ子の名物パンだけに、胸が躍ります。
「ペニーレイン」の「ブルーベリーブレッド」は、分厚くカットしてこんがり焼いたことで、パンはサックサック。ジャムはみずみずしさが加わり、口の中が幸福感でいっぱいに……!
「クーロンヌ」は「ソルティドッグ」もさることながら、クロワッサンの食感に驚きです。何層にも重なった生地を食べると、サクサクッッ!!と気持ちの良い音を立てて口の中で消えていきます。これは、一度ならず何度もリピートしたくなるおいしさでした。
<おいしいパンを求めて那須へ!>
今回いただいたパンは、ひとつひとつが愛情を込めて丁寧に作られていると感じたものばかり。「これが一番おいしい!」と甲乙つけがたく、おいしいを通り越した感動があります。
那須は、パンの数ほど、幸せあり!パン選びで迷った時の参考にしていただけると嬉しいです。