「良いものをお値打ちに!」アウトレットラバー“憧れの聖地”といえば、店舗面積日本一を誇る「御殿場プレミアム・アウトレット」ですよね。そんな「御殿場プレミアム・アウトレット」の高台に、モダンでおしゃれなハイコスパホテルがあるのをご存知でしょうか?
2019年オープンの「ホテル クラッド」は、1泊の滞在で、買い物も温泉も富士山ビューも、あれこれ楽しみ尽くせるお宿。レストランもここでしか食べられないグルメが充実していて、おいしい思い出を持ち帰れます。
アウトレットを存分に楽しみたい人はもちろん、いつもと違うホテルステイをしたいにもおすすめですよ!
1.アウトレットと富士山、両方を満喫できるホテル
「ホテル クラッド」があるのは、EASTゾーンやWESTゾーンを見下ろせる、高台の新エリアHILL SIDE。その駐車場(P4立体駐車場)からエレベーターを昇って、連絡通路を渡れば、すぐホテルに到着!
早めに到着してアウトレットを楽しんだり、買い物疲れを癒したり。アウトレットへの行き来がしやすいから、フレキシブルに予定が立てられます。
フロントの意匠は、日本が誇る伝統工芸・組子細工。釘やボルトをいっさい使用せず、精巧に組み立てられた美しい組子は、まさに職人技の結集!チェックインのときから、驚きの技に酔いしれます。
窓に視線を向けると、視界の先には、どっしり裾野を広げた雄大な富士山が…!ソファに腰掛ければ、非日常の景色に吸い込まれそうになります。
エレベーターホールも個性的。「8」の丸は和紙で出来ており、モダンな中にも、ほっと落ち着く“和”を垣間見ることができます。
2.富士山にどっぷり浸れる、富士ビュールーム
客室は全部で182室。そのうち富士山が見える「富士ビュー」ルームは、半数を超える102室もあります。
今回、筆者が泊まったお部屋は、広さ23平米の「富士ビューツインルーム」。入り口部分に、トイレ・洗面台・シャワーブースを集めた、シンプルかつ便利でコンパクトなつくり。
全身のコーデをチェックできるミラー付の扉をスライドすると……
目に飛び込んできたのは、どーん!とそびえ立つ雄大な富士山。このお部屋は「富士ビュー」の名前通り、大きな一枚窓から富士山をゆったり眺められます。
もちろん富士山も良いけれど、青空にふわふわと漂う雲を眺める時間も癒しのひととき。さっきまであった大きな雲が、5分もしないうちにどんどん形を変えて、やがて消えていく……。おもむきがガラッと変わるので、ずっと眺めていても見飽きることがありません。
3.女子旅におすすめのスタジオみたいなコンセプトルーム
通常のお部屋以外に、限定3室のコンセプトルームもあります。
写真のお部屋は、コンセプトルームの一つ「ファッションルーム with journal standard Furniture(森林側)」。ここは人気ブランド「journal standard Furniture」とコラボした、限定1室の特別なお部屋。
ライトいっぱいの大きな女優ミラー、パッチワーク柄がキュートなクッション、ニョロニョロっぽい謎の黒い生物……そして、プロのカメラマンさんが使うような本格的な照明までスタンバイ!おしゃれなセルフフォトを撮りたい人にとって、最高のお部屋ですよね。
4.アウトレット隣接のホテルだからこそ!の楽しみ方
「ホテル クラッド」は日本で唯一、アウトレットにあるホテル。帰路を気にせず、好きなだけアウトレットでダラダラしたり、まっ昼間からビールでプハ!も夢はありません。
というわけで、まっ昼間から名物片手にプハ!するために、HILL SIDEエリアある「田むら銀かつ亭」にやってきました。
こちらは、箱根・強羅に本店がある人気。名物は、豆腐の間に味付けしたひき肉をサンドした「豆腐かつ煮」です。御殿場店の限定メニューは、この「豆腐かつ煮」と一緒に「富士の黒豚」をぐつぐつ煮込んで、生卵にくぐらせて食べる“すき焼き風”の御膳。
豆腐かつ×黒豚の組み合わせは、ボリューム十分で斬新!品数が多いので、迷い箸をするのも楽しい時間です。
「田むら銀かつ亭」といえば、サックサクのとんかつも外せません。米油100%で揚げたとんかつは、思った以上にあっさり!お腹にもたれることもなく、食べ終わった後に、「もう1枚!」と言いたくなります。
とんかつの最高のお供、クラフトビールも注文。うまい!うまい!お箸もビールもどんどん進みます。
帰る時間を気にしなくていいから、人が少ない時間帯に、ゆっくりショッピングができます。
特に閉店前のアウトレットは、とにかく空いてて、開放感がいっぱい。アウトレットラバーの筆者も、「こんなにゆっくりお買い物ができるのは初めて!」と感激したのでした。