■グラビアに取り組む中で生まれた“強い意志”
――奥山さんがグラビアを始めて今年で3年目。最初はやはり肌を見せることに抵抗もあったと当時おっしゃっていましたが、今回の写真集をはじめ、奥山さんが主体的に選択してグラビアに取り組んでいることが伝わってきます。
グラビアは主体性がないとできないことなんじゃないかと思っていて。水着を着て肌を見せるというのは、言い方が難しいですが、性を消費すると思われてしまうこともある。最初はそこまで重く考えていませんでしたが、性を消費するってこういうことなのかなと何となく感じたこともありました。
私の場合、もともとグラビアをすることを深く考えているほうではなかったので、どうやったら楽しめるのか、それをもっと伝える方法はないのかなと考えていて、行き着いた先が、“脱がされてるんじゃなくて、脱いでるんだぞ”というくらいの気持ちを持っておくことでした。でも難しいのが、恥ずかしがっているグラビアのほうが人気があるんですよね(笑)。
その中で、主体性を持ってグラビアをしながら、皆さんにドキドキしてもらえるようなものを撮りたいと常に思うように自然となりました。グラビアを始めた時から“自我を持ってやっていくぞ!”と思っていたわけではなく、やっていくうちに自分の強い意志が生まれたという感じですね。
――それを作品で示しているのがすごいです。今回の写真集も、強さを感じながらドキドキもさせていただきました。では最後に、「楽しい」を物差しにしている奥山さんが思い描く今後について教えてください。
楽しくてワクワクする気持ちはずっと大事にしたいことなんですけど、忘れちゃうこともあって。人の目を気にしてしまって「楽しい」を忘れてしまった時、自分を戻って来させられるように、自分の軸みたいなものをちゃんと持っていたいです。その気持ちさえ持っていれば、グラビアだけではなくて、お芝居もそうだし、どんなお仕事でもできる気がしています。
奥山かずさ
1994年3月10日生まれ、青森県三沢市出身。2016年にオスカープロモーション主催の「第1回ミス・美しい20代コンテスト」で準グランプリを受賞。2018年に『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系)にて女戦士・明神つかさ / パトレン3号役で出演し、女優デビューを果たす。同年、『週刊ヤングマガジン』(講談社)35号の表紙・巻頭でグラビアに初挑戦。以降数々の雑誌グラビア表紙を飾り、2019年に1st写真集『かずさ』(講談社)を発売した。
【日程】2021年10月16日(土)15:00~
【会場】東京-渋谷 HMV&BOOKS SHIBUYA 6F ミュージアム隣接スペース
【出演】奥山かずさ
【内容】特典会
・1冊券:2,750円
通常本1冊+生写真1枚(全3種ランダム)
・3冊券:8,250円
サイン本1冊+通常本2冊+生写真3枚(全3種コンプリート)
・5冊券:13,750円
サイン本1冊+通常本4冊+生写真5枚(全3種コンプリート+ランダム2枚) +2ショットチェキ撮影1枚
イベントは、ローソンチケットにて対象商品を予約購入することで参加可能。受付期間は2日正午から10日22時(入金終了23時)まで。