『石ちゃんねる』のスタッフとは、このYouTubeが初めてのタッグ。「最近スマホにしたくらいのアナログ人間なので…」ということで、リモートのやり方から、スマホ上での宅配ピザのトッピング注文の仕方まで、手取り足取り教えてもらいながら撮影に臨んでいる。

「テレビは視聴率が出ますけど、YouTubeは再生回数とか登録者数が出ますよね。テレビの食レポの世界だと、肉を出すと毎分の数字が上がるんですよ。赤いものが数字を持ってると言われてて、肉でも焼く前の状態、それにいちご狩りとか、カニとか、マグロとか。そういうのは知ってるんですけど、YouTubeのスタッフは本当に時代の流れを読むプロフェッショナルなので、すばらしいですね」と、強い信頼を寄せているようだ。

■「まずは飲食店と観光業界の盛り上げを」

テイクアウト&リモート食レポを中心に展開しているが、アクセサリー作りといった意外な趣味も披露。「もともとうちの家内がビーズ教室をやっておりまして、自粛中にただボーッとしててもしょうがないんで、簡単にできそうなものを教えてもらったんです。自分でも手先は器用だと思っていたので、わりと細かい作業も好きで、自分のオリジナルが作れるという喜びがありますね」と話し、「ほかにも絵を描いたり、好きなことをこのYouTubeでやらせていただいて、それもすごくうれしいですね」と充実感を見せた。

そんな『石ちゃんねる』で、今後やってみたいことを聞いてみると、やはり「まずは飲食店と観光業界の盛り上げをやりたいですね」と強調。「オリンピックもいろいろ言われてましたけど、開催してその間盛り上がったのは事実じゃないですか。他に何か盛り上がれることがあるとすれば、やっぱりコロナ前の元の世界と同じようにできることがみんなにとって一番いいと思うので、それを見せていきたいですね」と意欲を示している。

●石塚英彦
1962年生まれ、神奈川県出身。89年にお笑いコンビ「ホンジャマカ」を結成。1年のうちの半分はグルメ番組のロケで日本全国を食べ歩く。現在はバラエティを中心に幅広く活躍中。今年6月にはYouTubeチャンネル『石ちゃんねる』を開設した。