日々結婚したいと思う瞬間は、あるにはあるそうで、益若は「病気で家でダウンしていた時、息子は寮で家に誰もいないので、ずっと1人じゃないですか。コロナ禍で結婚が増えているというのは、みなさんこれを感じているからだと思うんです。バツイチ・初婚関係なく、病気で自分が弱っている時だなと思います」と告白した。

ケンコバも「それは多いと思いますよ」と同意した上で、「僕は自主的に見回りをしているんですよ、近所を」と謎の告白を始め、「子供たちが事件・事故に巻き込まれたら嫌やなと思って、この労力を我が子に注ぎ込みたいなとは思いますね。近所ではやけに保育園の周りをウロウロしているヘンな人と思われているかも知れない(笑)」と話の真偽はともかく、子供思いな一面を見せた。

また、ケンコバは「これ、すごく勘違いされていることが多いと思うんですけど」と切り出し、「独身貴族を気取ったことは一度もなくて、実はプロポーズして断られたことがあるんですよ」と告白。「みなさんあいつ、いつまでもフラフラと遊びやがってと思いがちですが、それとは真逆な男なんです実は」と結婚願望はしっかりあると言い、「だからあまりオレをつめないでください(笑)」とお願い。「2回ほど断られているんですよ。でもこの話をすると絶対、致命的な問題があるとみんなに言われますけどね(笑)」と言うと、横にいた益若は「ケンコバさんのほうが真実の愛を探していたという(笑)」と驚いていた。

益若は「昔とは時代が変わってきていて、前は結婚すればゴールとよく言いましたけど、最近はゴールじゃないなと、始まりかなと思っているので、そこまで必要かなという段階にはきている」と前述の持論を踏まえた上で、「幸せな方の話をもっと聞きたいですね(笑)。なので私もこの番組でポジティブな気持ちになりたい」と再婚への前向きな気持ちも明かした。

ケンコバは、結婚した芸人たちを見ていると子供の存在が大きいことに気づかされるとも言い、「かつて僕と悪の限りを尽くした芸人がいるわけですよ。それが今や子供ができたら悪の片りんも見せない。(千原)ジュニアさんとかあれだけ女が好きだったのに現時点でおとなしくしている。お子さん第一になっているの、すごいなと思いますね」と驚いていた。

子供の存在は益若にとっても大きいそうで、「すべてはそこじゃないですか」とキッパリ。「パートナーも大切だけれど、女性は特に子供になるかも。出産後にギスギスすることもあるので、相手の方が子供だけでなくパートナーもケアできるかが大切だと思います」と語った。

新番組では、見事マッチングしたカップルたちは1週間の“グループ同棲”を送った後、共同生活後に行うマッチングで成立したカップルが1週間の“婚前旅行”に出発する。旅行最終日にプロポーズをして夫婦となるのか、それとも別れを選択するのかを決断するが、取材の最後にしてみたい理想のプロポーズについて尋ねると、ケンコバは「プランはあったけれど、不可能になったんですよね。ベルリンの壁を越えながらしたかったんですよね」とまたしてもケンコバ節で回答。「まさか壁が崩壊するとはね。だからタイミング失ったとはこういうことなんだなと」と残念がっていた。

一方の益若は「私、逆にフラッシュ・モブとかしなくていいです(笑)」としてほくないプロポーズを説明。「張り切らないでほしい。初婚でもないですし、イベントじゃなくていい、日常でいいんです(笑)」と話した。