――剛力さんは、Amiさんとの共演はいかがですか?
剛力:私は歌に対する苦手意識が強く、まだ自信もないので、Amiさんの歌を聴いていると、全部Amiさんの歌でいいんじゃないかなと思ったり(笑)。でも、一度最後まで通したときに、自分の中で「あ、こういう感じなんだ」と全貌が見えたので、ちょっとした安心感がありました。Amiさんには「ここの音程どうでしたっけ?」と聞いて歌っていただいたりしていて、これからも甘えようと思っています(笑)。めちゃくちゃ心強いです。
――お互い支え合う関係なんですね。
剛力:そうです。お互い苦手なものが真逆で、私は今までお芝居をやってきて、Amiさんはずっと歌をやってきて、ミホとチャミのようにお互いが持ってないところを補える関係性なのでよかったです。
――Amiさんの歌の魅力はどのように感じていますか?
剛力:声が本当に美しくて、聴いていると心が美しくなれるような感じがします。これから深い芝居をしていったら、美しさと可愛さと、魅力が爆発するんだろうなと思っていて、めちゃくちゃ楽しみです。ずっとAmiさんの歌を聴きていたいです。
――共演しながら幸せな時間ですね。
剛力:幸せです。真横で聴けるので、特権だなと(笑)。ただ、ハモリでAmiさんにつられていってしまうときがあるので、そこは気を付けないといけないなと。きれいなAmiさんの声にきれいにハモれるように頑張ります。
――Amiさんの歌に引っ張られるように磨かれそうですね。
剛力:そうですね。すごくきれいなのに、めちゃくちゃ努力をされている方なので、私はそれ以上に頑張らないといけないなと、いい意味で刺激もいただいています。そうやって一緒に高めていけたらなと思います!
ミュージカル『#チャミ』は、9月9日から21日まで、東京・自由劇場にて上演。
1992年8月27日生まれ。神奈川県出身。2008年から2013年まで、雑誌『Seventeen』の専属モデルとして活動。2011年の本格的な女優デビュー作となったドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)を機に注目される存在に。近年はドラマ『家政夫のミタゾノ』(2018)、映画『新 デコトラのシュウ 鷲』(2021)、舞台『No.9 -不滅の旋律-』などに出演。
1988年5月11日、大阪府出身。2002年、dreamに加入しデビュー。2011年よりE-girlsの中心メンバーとしても活躍。2015年7月にシングル「ドレスを脱いだシンデレラ」でソロデビューを果たす。2017年7月のライブをもってE-girlsとしての活動を終了し、以降ソロに専念。プライベートでは、2020年2月22日に結婚し、同年11月に開設したYouTubeチャンネル「AMILOG」では貴重な夫婦デートの様子も公開している。