――「TO THE SKY」の制作で印象に残っていることも教えてください。
中島:「TO THE SKY」は声色を重ねて録り、一番時間をかけた曲です。終盤は2人とも疲れていましたが、とても集中してレコーディングしました。いろんな声が入っているので深みがあり、かっこいい曲になっています。
――ガンダムとコラボできた喜びも感じていますか?
世界:めっちゃうれしかったです。映像も描き下ろしだったのですごくうれしかったですし、「TO THE SKY」は連邦軍のアムロがモチーフというのが何よりもうれしかったです。「いいんですか!?」というのが率直な感想でした。
――世界さん子供の頃からガンダムが好きだったのですか?
世界:好きでしたね。アニメを見ていましたし、ゲームもやっていました。
――堀さんも、今回のアルバムで気に入っているポイントや、印象に残っているエピソードを教えてください。
堀夏喜:ジャケットで、FANTASTICSが新しいところを開拓しようとしているのが伝わるのではないかなと思っています。「High Fever」(7thシングル)などはすごくポップでカラフルで、今回のようにスマートに黒スーツでビシッと決める感じは今までなかったので、このビジュアルからも気合が伝わると思います。
――瀬口さんはいかがでしょうか?
瀬口黎弥:『FANTASTIC VOYAGE』というタイトルについて、みんなで話し合って決めたことが印象に残っています。
――どういう思いでこのタイトルにされましたか?
瀬口:僕らの2ndアルバムなので、タイミング的にも『VOYAGE』かなと。ネクストステージに向けて旅立つという思いを込めています。
――2021年も半年以上経ちましたが、ここまでグループにとってどんな年になっているのか、そしてここからどんな年にしたいか教えてください。
佐藤:前半戦はとにかくライブをやったなという印象があります。FANTASTICSのホールツアーもありましたし、EXILE TRIBEとしてもドームツアーをやらせていただいて、すごくライブをした半年間でした。MVの撮影もあり、半年間を通してパフォーマンスをいろいろしていたなと思います。今後については、できれば単独ツアーをまたやりたいです。また、このアルバムを引っ提げて音楽番組などに出演し、1人でも多くの人に知ってもらえるような半年にしたいです。そして、アルバムのタイトルが『VOYAGE』なので、いろんな旅ができるような一年にして、見てくれた人たちを後悔させたくないです!(笑)
他メンバー:航海と後悔か、うまいな~(笑)
EXILEの世界と佐藤大樹をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。その後、グループとして新たなステージに進むため、ボーカルを迎えることを決意し、2017年5月から12月にかけて実施したオーディションを勝ち上がった八木勇征と中島颯太がボーカリストとして加入した。そして、2018年12月5日にシングル「OVER DRIVE」でデビュー。2019年10・11月にはグループ初の単独ホールツアーを開催し、全国12都市17公演を完走。2020年2月12日に1stアルバム『FANTASTIC 9』をリリースした。同年11月11日にリリースされた7thシングル「High Fever」は、FANTASTICS初主演ドラマ『マネキン・ナイト・フィーバー』の主題歌に起用された。