10月29日に最終回を迎える『おかえりモネ』だが、2人ともすでに“モネロス”をうっすら感じているようだ。
前田は「僕はたぶん、(取材日の)来週ぐらいで撮影が終わっちゃうんですよね。撮影が始まった時は長いなぁと感じていましたし、実際にいつ終わるのかもまったく見えてなかったですけど、いざ来週で終わるとなると、早くも 喪失感というか、『あれ、どうしよう』という感じで、早くも勝手にモネロスしているんです」と言うと、高田も「確かに、すでにロスしてるかも」とうなずく。
前田は「役としては中学校から始まり、今演じているのが24歳の三生ですが、僕は今年23歳になる年なので、すでに自分より年上になっちゃいました。三生として、みんなと共に仲良く年を重ねられたことは、すごい幸せだったと思っています。だからこそ、前田航基としても、撮影を終わりたくないなというのが素直な気持ちです」と告白。
高田も同じような思いでいるようで「僕も1年が思っていたよりも早かったなと。さきほど、最終の台本をもらいましたが、最後に“終わり”と書いてあって。ああ、ついに終わりかと。単純に寂しいです」としんみりした表情を見せる。
前田が「ドラマを観てくださるファンの方々がいてくださるのがまずすごくうれしいんですけど、僕たち自身もすごく『おかえりモネ』のファンになれたので、そういう作品に出会えたのは本当に幸せだなと思っています」と言うと、高田も「そうだね」とうなずいた。
気仙沼の幼なじみチーム6人が集うと、いつもは気のおけない仲間ならではのほっこりしたムードになるが、今回は亮が深刻な悩みを告白することで、あとの5人の心も大いに揺さぶられそう。また、亮に思いを寄せる未知と百音の姉妹関係ももつれそうな予感。第15週もますます目が離せない展開となりそうだ。
1998年12月13日生まれ、大阪府出身。子役としてデビュー。2007年に弟の旺志郎とお笑いコンビ・まえだまえだを結成し、芸人としても活動。2011年に映画『奇跡』で弟と共に映画主演を務める。主なドラマ出演作はNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(17)、『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(18)、映画は『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』(15)、『ハルチカ』(17)、『人狼ゲーム ラヴァーズ』(17)、『町田くんの世界』(19)、『任侠学園』(19)、『キネマの神様』(21)など。
2001年10月23日生まれ、東京都出身。2014年に田中雅功とのフォークデュオ・さくらしめじとして音楽活動を開始。連続ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(15)でドラマ初出演。そのほかのドラマ出演作は『家族ノカタチ』(16)、『FAKE MOTION-卓球の王将-』(20)など。
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