――印象に残っている撮影エピソードを教えてください。
町田:ダンスじゃない?
佐藤:コンテナのところ寒かったですよね。
町田:それなんだ!?(笑)
小澤:そこ!?(笑)
佐藤:なんて言ってるかわかんないくらい、めちゃくちゃ寒かったです。
小澤:マイナスになっていたよね。
佐藤:倉庫みたいなところで夜通し撮影したんです。夕方に入って、日が落ちてからカメラが回って、日が昇る頃に帰るという撮影が1週間くらい続いて、それは思い出深かったですね。SWAYさんと「流れ星見えるかな」って空を見上げたらちょうど流れ星がきて、2人で盛り上がりました。
町田:願いごとした?
佐藤:しなかったです。惜しいことした!
町田:惜しいことしたね(笑)
――小澤さんと町田さんはいかがですか?
小澤:今回、撮影の順番がスケジュールの都合もあってガチャガチャで、僕は一番メインというか、一番おいしいと言われているシーンを最初に撮ったので、気持ちの持っていき方はすごく苦労しました。
町田:皆さんダンスをしたり歌を歌ったりするんですけど、僕はひたすら見ているほうだったので、視聴者になって普通に見てしまったときがあって、ヤバいヤバいと思ったのはすごく印象に残っています。
――SABU監督から指摘されましたか?
町田:SABUさんからは特になかったです。皆さんのほうをメインで撮っているときだったので、たぶん油断していたのだと思います。反省しています(笑)
――ドラマ、リサイタル、フォトブックなど、盛りだくさんのJAMプロジェクトですが、今後の展開で楽しみにしていることはありますか?
小澤:役者がパフォーマンスすることはあまりないので、パフォーマンスやエンターテイメント要素がものすごく含まれているという部分は楽しみですし、勉強になるなと感じています。しっかり作り込んで自分たちも成長できたらと思います。
佐藤:素敵っすね! 僕も一緒です!
町田:流れ星にお願いしなくていいの!?
佐藤:しなくていいです(笑)
町田:すごくチャレンジングなプロジェクトだと思うので、丁寧に、そして、楽しんでもらえるように、なんとか頑張れたらなと。手探り状態ですけど、僕らも楽しみながらやっていきたいと思っているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
――個人の活動と劇団EXILEの活動で、心境の違いはありますか?
小澤:あまり気にしたことはないですが、外の仕事のときは、きっちり自分がやってきたことを信じてやろうという気持ちが強く、劇団EXILEの活動のときは、みんな個性があるので、僕らの力で何ができるかなとか、熱の入れ方がちょっと違うかもしれないです。可能性を大いにお互いが知っているからこそ、何ができるだろうと模索しています。
――皆さんで作り上げていくんだという気持ちが強いんですね。
小澤:そうですね。作っていこうって。作り手側の気持ちも考えて、やってやろうという気持ちは大きいかもしれません。
――佐藤さんはいかがですか?
佐藤:劇団の仕事だと「みんなに会える」というくらいですね。
町田:寛太はあまり(違いは)なさそうだね。寛太と仕事した人から聞くと、ここにいる時と印象が全く変わらないので、どこでも楽しんでやっているイメージです。
佐藤:どこでも生きていけます!
町田:確かにどこでも生きていけるね。日本じゃなくても、言葉がわからなくても全然いけるよね。順応性が半端ない。
佐藤:(親指を立ててポーズ!)
――町田さんはいかがですか?
町田:劇団EXILEの活動の時は、「あっ!」と思うところがたくさんあります。例えば、待機室で僕がセリフをブツブツ練習していると、そこに乗っかってきてくれるんです。もちろん(ほかの現場でも)やってくださる方はいますが、ここだとそれが普通にできるので、すごくありがたいなと。でも、変にそこに浸かってしまって、個人でお邪魔する現場にそのテンションで行くとミスマッチなときもあるので、そこは気をつけなきゃなという感覚はあります。