Twitterを楽しく利用していたのに、突然「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」というメッセージが表示されたら驚きますよね。この記事では、アカウントが制限される理由と制限を解除する方法、制限/ロック/凍結の違いについて解説します。
「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」とは?
Twitterを開いて、「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」という警告文が表示されたら、そのアカウントは文字通りTwitterの運営側から「制限」を受けた状態になっています。制限を解除しないかぎり、ごく一部の機能しか利用できません。
他人のTwitterアカウントのプロフィール画面に「このアカウントは一時的に制限されています」という警告文が出ている場合は、制限されているのは自分ではなく他人のアカウントです。この場合、自分のアカウントには何の影響もなく、「プロフィールを表示する」をタップして、そのアカウントを閲覧することもできます。
Twitterアカウントが「制限」を受ける原因
「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」と表示され、Twitter運営サイドから制限を受ける理由は二つに大別されます。以下、なぜ制限されたのか原因を特定する参考にしてください。
不審な操作
不審な操作をTwitter側が検知した場合、一時的な制限の対象となるケースがあります。典型的な原因としては、過剰なフォローや過剰な「いいね」、過剰なリツイート・引用リツイートなどが挙げられます。
筆者の検証では、約5分の間に134件のフォローを行ったところ機能が一時的に制限されました。過剰なフォローが原因だと考えられます。
一時的な機能制限を受けたアカウントは、Google reCAPTCHAチャレンジや電話番号認証を行うことで制限を解除できます(手順は後述します)。
ルール違反の内容を含むツイート
「Twitterルールに違反していることが確認された」といったメッセージの場合は、規約違反とみなされた可能性があります。Twitterの規約はヘルプセンターに記載されていますが、人を傷つけるようなツイートは禁止されています。
ルール違反による制限を解除するには、メールアドレスの認証、アカウントへの携帯電話番号の追加、ルールに違反しているツイートの削除などの対応が求められます。
Twitterアカウントが制限された場合の対処法
Twitterアカウントが機能制限を受けた場合、どのように対処すれば解除できるでしょうか。ここではGoogle reCAPTCHAチャレンジや電話番号認証によって、自分から制限を解除する方法を紹介します。この手順で入力する携帯電話の番号は、SMSを受信可能で他のTwitterアカウントに未登録のもの、という条件があります。
SMSで認証コードを受け取れない場合
あらかじめ登録していた携帯電話番号が間違っていたなど、何らかの理由でSMSを受信できない状況では、上記の制限解除方法を使えません。その場合は、Twitterヘルプセンターのアカウントアクセスに関する問い合わせページから、下記の要領で連絡しましょう。2~3日のうちにTwitterから返信が届き、制限解除の方法が提示されるはずです。
より詳しくは下記の関連記事を参照ください。
【注意】制限解除後に電話番号を消去すると再び制限
一時的な機能制限を受けても、携帯電話番号を通じた認証で制限を解除できます。ところが筆者で検証したところ、復活したアカウントから「認証した電話番号」を削除すると、再び「一時的に機能が制限されています」というステータスに陥りました。一度機能制限を受けたアカウントは、認証した電話番号を登録し続けておく必要があると考えられます。
次のページでは、「制限」「ロック」「凍結」の違いについて解説します。