7月7日からスタートしたスシローの「とことん北海道市」フェア。北海道名物や北海道産のネタにこだわったメニューが大集結。通常のメニューでは食べられないネタも登場するようなので、さっそく食べに行ってきた。
「北海道」を味わうネタが大集合
「とことん北海道市」では、すしネタはもちろんサイドメニューやデザートまでもが北海道一色に染まる。1回の食事では網羅するのは難しいほどにたくさんのネタが用意されていた。まずは目玉の「特選北海道盛り(生うにと甘海老)」(748円)からいただいた。
生うに2貫といくらがトッピングされた甘海老が1貫が、高級感のある黒い大皿にのせられて登場。お店の方から「生うには溶けてしまうので早めに食べてくださいね」と言われ、早々に食べてみると、磯の香りがするなめらかなうにに思わず舌鼓を打った。生うには旬の北海道産のものを一度も冷凍していない状態で店舗まで届けているそうで、苦味やえぐみがなく鮮度がかなり高い。もうひとつの生うには山わさびがきいていて、また雰囲気の違う味わいに。甘海老はレモンでさわやかな後味だった。
また、生うには天候の影響で入荷がない日もあるそう。高級ネタとあって、見つけたらぜひ味わっておきたい一皿だ。
「北海道産 生ほたて」(330円)は、生とあって弾力があり、かなり味の濃いほたてだった。身も厚く、食べ応えがあるので満足度は高め。
「天然つぶ貝」(165円)は、貝らしいコリコリ感が段違いにしっかりと感じられた。貝が新鮮なのか、ザクザクと音が鳴りそうなくらい弾力があり、噛むほどにうまみが口に広がる。
「天然つぶ貝わさび軍艦」(110円)は、つぶ貝ならではのコリコリ食感を味わっていると、ピリ辛なわさびがきいてくる。わさびのつーんとする感じは強くなく、さわやかに香る程度だった。
珍しいネタでは深海魚の「さめがれいえんがわのせ」(165円)が販売されていた。北海道産の身が締まったさめがれいの上に、えんがわがトッピングされていて、見た目はさっぱりしていそうだが脂がのった贅沢な味わいを感じられた。
たこからは北海道産の「生たこ」(110円)と、「北海道産生たこ山わさびのせ」(110円)の2つが販売されていた。違いは山わさびがあるかないかなので、食べるときはお好みで選ぶとよいだろう。みずみずしい生たこは、大葉と合わせてさっぱりと食べられる。
羅臼産の真いかも「羅臼産 真いか」(165円)と「羅臼産真いか山わさびのせ」(165円)の2種類で販売。真いかはかなり柔らかく、ねっとりとした食感を楽しめる。山わさびは香りが高くぴりりとした大人の味わいに。
こちらは北海道産の真いかを使った「真いか生姜軍艦」(110円)。全体的に生姜でさっぱりとした仕上がりで、いかの身のねっとり感といかの耳のコリコリ感がちょうどよいバランス。
いかと北海道産の山わさびを合わせたという「いか涙巻き」(110円)は、大葉といかそして山わさびを巻物にした一品。こちらも山わさびを使っているので、大人向けな印象。いかは柔らかながらも噛み応えがあり、いからしい甘みを感じられた。
「真ふぐ食べ比べ(一味炙・ポン酢ジュレ)」(165円)は、北海道産の天然真ふぐを2つの味付けでアレンジ。あっさりとしたポン酢ジュレに、一味がきいたピリ辛な炙りと、普段なかなか口にすることがないふぐを食べ比べができる一皿。
数の子が丸々一本乗っかった「極上数の子」(165円)は、北海道産の数の子を使っているそう。プチプチ弾ける食感で、一本もかなりサイズがあるので存分に味わいを楽しめた。
「ごま油香る炙りたらこ」(110円)は、表面が炙られて香ばしくなったたらこに、ごま油をたらした食欲そそる一皿。海苔で包みながら食べるスタイルで、素材の味をダイレクトに口の中で感じられた。
続いては、「特選白老にぎり」(330円)。白老牛(しらおいぎゅう)は北海道のブランド和牛だそう。味付けは塩胡椒のみでシンプルな味付けなため、肉本来のうまみが引き立てられている。脂まで甘く肉のおいしさが詰まった逸品だった。
十勝名物の豚丼をにぎりにした「十勝豚丼風にぎり」(110円)は、甘めなタレで味付けされていた。豚肉はしっとりとしていて、食べ応えも十分。