新潟県を活動拠点とするアイドルグループ・NGT48が23日、6thシングル「Awesome(オーサム)」をリリース。表題曲は、今年で誕生20周年を迎える「にいがた総おどり」とのコラボレーションソングで、カップリング楽曲も新潟カラーを打ち出したシングルとなっている。このたび中心メンバーとしてグループを牽引する本間日陽、中井りか、新センターに抜てきされた小越春花にインタビューし、「Awesome」での地元とのコラボや、地元への思い、そして、グループの目標と課題も語ってもらった。
――今回のシングルは、新潟を強く打ち出されていて、表題曲「Awesome」は「にいがた総おどり」とのコラボレーションソングです。
本間:今回のシングルがかなり地元密着のシングルだなと思っています。
小越:「にいがた総おどり」は新潟の皆さんに愛されているお祭りで、しかも20周年のアニバーサリーという素敵な機会にコラボさせていただくのはすごくありがたいなと思いました。
――劇場盤に収録される「踵を鳴らせ!」はプロバスケットボールチーム・新潟アルビレックスBBの応援ソング。お三方はこの楽曲の歌唱メンバーではないですが、グループとしてどのような思いでしょうか。
本間:この曲を通して、新潟や、アルビレックスBBを盛り上げていけるようなお手伝いができたらいいなと思っています。
――2015年8月にNGT48がお披露目されてから約6年経ちますが、地域に愛されているなと喜びを感じる瞬間や、地域の魅力を再確認する瞬間を教えてください。
中井:東京で声をかけてくださる方は「中井りかだ!」とおっしゃる方が多いんですけど、新潟で気づいてくれるファンの方は「りかちゃんだ!」と声をかけてくれるんです。「りかちゃん、りかちゃん!」ってすごい呼んでくださる方もいて、ちゃん付けに優しさを感じますね。
本間:私は生まれも育ちも新潟で、新潟でできたアイドルグループとしていろいろな活動をさせていただいてきましたが、今年に入って新しく新潟のラジオ局で番組を持たせてもらったり(BSNラジオ『ひなたまつり』)、アイドル以外のお仕事をやらせてもらう機会が増え、そのお仕事を通して新潟の良さを改めて知ることができています。それをNGT48の活動にも還元し、自分自身もグループとしても、もっともっと新潟を盛り上げられる存在になりたいと思うようになりました。
――新たに感じた新潟の魅力とは?
本間:新潟県はとても広いので、各地域で特色が全然違うんです。特産物が違ったり、方言も少し違ったり。県内出身メンバーも出身地がバラバラで、私は県北なので、県北ならではの特産物などを紹介していけたらいいなと思っています。新潟はスキーやお米のイメージが強いと思いますが、海も山も川もあって、いろんな魅力があるので、自分たちの活動を通して魅力を伝えていきたいです。
――小越さんはどんなときに新潟に愛されているなと感じますか?
小越:私は2期生として加入したので、1期生さんの活動をいち新潟県民として見ていて、ニュースで新潟のイベントにNGT48が参加したというのを見たり、NGT48の効果で新潟に来てくださる方がいるんだと知り、私もNGT48に入りたいと思いました。私自身の未来・将来を決めるきっかけになったのが1期生さんたちなので、私は最初からNGT48は新潟県の皆さんに注目されているグループだなと感じています。
――そういう思いで見ていたグループのメンバーとして活動されているわけですね。
小越:そうなんです。本当に夢みたいです!