――自然豊かな気仙沼でのロケの感想をお聞かせください。

クランクインするときに初めて宮城にお邪魔したんですけど、その前日に漁師の見習いの作業を教えていただく機会があり、そのときメカジキを用意してくださいました。メカジキを食べたのが初めてだったのですごくおいしかったですし、「宮城っていいとこだな」って。初めて感じたのが人の優しさだったので、一気に宮城が好きになりました。

――宮城の方はみなさん優しかったですか?

優しかったです。待ち時間に待機する場所としてカフェをお借りしていたんですけど、コーヒーやチョコなど、「いっぱい飲んでね」「いっぱい食べてね」という感じで出してくださったり、そういう優しさに触れるのもすごくいいなと思いました。

――百音の同級生役として、恒松祐里さん、前田航基さん、高田彪我(高ははしごだか)さんも出演されていますが、同級生としての雰囲気作りはどのようにされていますか?

基本はわちゃわちゃなので、裏でもそういう感じはもちろんあり、みんなでゲームで盛り上がったり、宮城にお邪魔していたときは一緒に過ごしていました。重たいシーンでは自然とみんな口数が減り、特に「こうしよう」という話はなく、自然とそうなっていました。

――同級生キャストの中でムードメーカーはどなたですか?

三生(前田)ですね。それぞれの役のキャラと実際のキャラもわりと一緒かもしれないです。

――気象予報士の物語ですが、永瀬さんは普段、天気を意識して生活していますか?

前日にネットとかで天気や気温を調べています。僕は基本、服を前日の夜に決めるので、すごく気にしますね。「雨だ、靴どうしよう」とか。普段から見るほうだと思います。

――普段から空を見上げたり、空の写真を撮ったり、ということはありますか?

写真を撮ったり見上げたりはあまりないですが、オフの日や家にいるときは、うちは特に夕方、いい感じに日差しが入ってくれるので、音楽もテレビも消して、夕日とソファの上の僕というシチュエーションを楽しんでいるときはあります(笑)

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