38mm厚ラジエータを採用した簡易水冷

Arcticより、CPUクーラーの新モデルが多数登場した。オールインワン水冷の「Liquid Freezer II」は、通常より厚い38mm厚のラジエータを採用したモデル。水冷ブロックにはファンも搭載しており、高い冷却性能が期待できる。価格は、240モデルが14,000円前後、280モデルが16,000円前後、360モデルが18,000円前後。

  • Arcticの「Liquid Freezer II 360」。38mm厚のラジエータが大きな特徴だ

  • 水冷ブロックには4cmファンを搭載。CPU周りのVRMまでしっかり冷却できる

また「Freezer 50」は、デュアルタワーを備えた大型クーラー。12cmと14cmのファンをデュアル搭載することで、高さを抑えつつ、エアフローを強化したという。アドレッサブルRGB LEDも搭載し、対応マザーボードから発光制御が可能だ。サイズは149.5(W)×148(D)×166(H)mm、重量は1,160g。価格は10,000円前後だ。

  • こちらは「Freezer 50」。LEDコントローラは付属しないので、対応に注意

  • ファンサイズが違うという珍しい構成。中央のファンが14cm径で大きい

4千円台で買えるARGBファン付きケース

Enermaxの「PABYS PB30」は、アドレッサブルRGB LEDファンを搭載しながら、非常に安価なタワーケース。強化ガラスのサイドパネルを採用したスタンダードなモデルで、長さ300mmまでのグラフィックスカードや、高さ156mmまでのCPUクーラーの格納が可能だ。標準では12cmの「SquA RGB」ファンを1つ搭載。ドスパラでの価格は4,290円だ。

  • Enermaxの「PABYS PB30」。四角さが特徴の「SquA RGB」ファンを搭載する

  • システムの実装例。トップ、ボトム、フロントにそれぞれファンを追加できる