ゲーム機能を強化。FPSやRPGにあわせて映像最適化
ゲーム関連の機能も強化されています。LGのテレビでは、Xbox Series XやPlayStation 5といった最新ゲーム機が採用する、HDMI 2.1に対応したHDMI入力をいち早く搭載しましたが、2021年モデルでは多くの機種に拡大。有機ELテレビのG1/C1/A1シリーズと、液晶テレビのQNED99/QNED90シリーズ、NANO90/NANO85シリーズで対応しています。
新機能として、FPSやRPGといったゲームジャンルにあわせて映像を最適化する「ゲームオプティマイザ」機能を全機種に導入しているのも特徴。暗いシーンの陰にいる敵を見つけやすくしたり、ゲームの中心人物のコントラストを強調して立体感を出したり、文字やマップの見やすさアップ、低遅延処理といった画質設定をゲームジャンルに合わせて選べます。
このほか、ゲーム用HDR規格のHGiGにも対応。さらに有機ELのG1/C1シリーズでは、PCとテレビのリフレッシュレートを同期させ、ゲームの映像で発生するズレやカクつきを抑える、NVIDIA G-SYNC Compatibleをサポートします。
LGはMicrosoftの最新ゲーム機「Xbox Series X」のオフィシャルパートナーであることから、LGの有機ELテレビとXbox Series Xを組み合わせることで、高速な応答速度となめらかなグラフィックを実現するとアピール。G1/C1シリーズは4K/120Hz対応のHDMI入力を4つ備え、PCとコンソール両方で楽しむようなコアゲーマーでも存分に楽しめるそうです。
“絵になる”有機EL G1シリーズ。ARアプリで事前に設置確認
最後に設置性について。有機ELの上位G1シリーズは壁掛け用の取り付け金具がテレビ本体の中に収まる構造を背面に備え、テレビと壁の間のスキマをなくしてぴったり設置できる「ギャラリーデザイン」を採用しています。
テレビを使っていないときに、自然風景や名画を表示できる「アートギャラリー」機能と組み合わせると、テレビのある場所がまるで窓や額縁になったような感覚で、見る目を楽しませてくれます。
壁掛けは若干ハードルの高い設置方法ではありますが、壁に穴を空けない壁寄せ設置ができる「ギャラリースタンド」(店頭予想価格:44,000円前後)も用意されます。
なお、自分の部屋に最適なテレビサイズを確認できる「LGテレビ設置シミュレーションアプリ」が用意されており、購入前の事前確認に役立てられるとのこと。平日・休日問わず、家で過ごすことが推奨される日々はもうしばらく長引きそうな雰囲気ですが、これを機に“すっ”と使える使い勝手のよいテレビへと買い換えを検討してみるのも良さそうです。