――共演者さんの印象を聞かせてください。鈴木亮平さんはいかがですか?
役になり切るときの集中力がすごいと思いました。前室で待つときも、次のシーンの内容とかによって雰囲気が変わったりしてたのがすごいです。あと、寒い時期の撮影で、甘いものが好きな亮平さんがアイスの自動販売機を見つけて、みんなにごちそうしてくれたんです。ロケバスで移動するときに食べてたんですけど、亮平さんが「おいしいおいしい」って子供みたいに食べてました(笑)
――意外な一面ですね(笑)。吉岡里帆さんはいかがでしょうか。
とにかく優しかったです。写真を撮るときに一緒に変顔をやってくれたり、いつも朝早いのに元気いっぱいで一緒に遊んでくれたりしたり、プレゼントもくれてうれしかったです。あと、亮平さんと同じように、いつも役のアドバイスもしてくれるので、すごい参考になりました。
――吉岡さんはこのドラマの取材で「もしかしたら清一郎さんより、琉聖くんにキュンとさせられてたかな(笑)」とメロメロになっていましたが、その愛を感じましたか?
はい(笑)。すごい優しかったです(笑)
■クランクアップ後、帰りの車で涙
――このドラマで、会えてうれしかった人はいますか?
『仮面ライダー』が好きなので、お父さん役の白石隼也さんと共演できてうれしかったです。葬儀場に置いてあったお父さんの遺影の写真をもらっていいと言われたんですけど、家に届けられた遺影が思っていたのと違って大きいやつで(笑)
――それは、家のどこに飾っているのですか?
まだ置き場が決まってないんです(笑)
――他にも会えてうれしかった人は?
亮平さんは『テセウスの船』を見てたから知ってました。あと、『ジョジョの奇妙な冒険』の映画に、新田真剣佑さんの昔の頃として写真で出たんですけど、その真剣佑さんの弟の眞栄田郷敦さんはどんな人だろう?って思ってました。
――撮影の合間は、どんなことをしていたんですか?
役者の皆さんやスタッフの皆さんとお話ししたり、勉強をやったり、ドラマで使う絵を描いてたりしました。
―― 一番遊んでくれたのは?
吉岡さんですね(笑)
――撮影はすでに終了していますが、クランクアップのときはどんな気持ちでしたか?
みんなと別れるのが寂しくて…。帰りの車で泣いちゃいました(笑)