東京ホテイソン、M-1決勝進出の影響力を実感　「最下位でよかった」との思いも

見事な掛け合いを見せる2人だが、性格は対照的で、「陰と陽」なのだとか。ショーゴは「俺はネガティブで消極的ですが、たけるがそこに『なんすか、それ!』とツッコんでくれるのがいいんです。たけるは根明(ねあか)というか、根っからの人気者気質で、わーっといける点がすごくいいなあと。俺は無理ですから」と、相方の長所を述べる。

たけるは「逆に僕は、ネタが書けないので。そこはショーゴがすべてやってくれるし、そこが強みかなと」と、ショーゴに感謝している。

今後の目標については、ショーゴが「パリコレを歩くことです」とボケると、たけるが「なんだそれ。変な空気になったろ」とツッコむ。ショーゴは「『パリコレを歩くこと』を、上手く言えるヤツになりたいです」と苦笑しつつ、2人で「まずはM-1に行くことが、目標です。もちろん優勝したいです」と力強く宣言した。

続いて、今後、出演してみたい番組について、ショーゴはスポーツ・エンターテインメント番組『SASUKE』を挙げる。「俺は運動神経がなく、球技も苦手で走るのも遅くて、何をやってもダメでした。でも、体を鍛えたので、筋力のみでどこまでイケるのかを、挑戦してみたいです」

たけるは「お笑いにしろよ」とツッコミを入れたあとで「僕は備中神楽を20年間ずっとやってきたので、NHKでそういう番組に出演したいです。古事記や日本書紀など昔のものや落語も好きなので、そういう番組をEテレで持てたらなと」とちゃっかり自身もお笑い以外のジャンルの番組を口にし、2人で笑い合った。