主演の白石聖をはじめ女優17人が集結するMBS/TBSドラマイズム『ガールガンレディ』が4月6日にスタートする。本作は、女子高生たちが学校を舞台に、プラモデルの銃を使って“生き残りをかけたバトル”を繰り広げる“新時代の大人向け特撮ドラマ”。メイン舞台となるサバイバルゲーム「ガールガンファイト」に参加するのは戦い方もさまざまな4チームで、それぞれコマンダー(司令塔)1人とプレイヤー(戦闘者)3人の4人体制で構成されている。
放送を前に、命を吹き込まれ人間のように動くプラモデルであるコマンダーを演じた大原優乃(アリス役)、寺本莉緒(ビアンカ役)、石田桃香(シャーロット役)、安藤咲桜(デイジー役)にインタビューし、自身の役を演じた感想や撮影現場の裏話などを聞いた。
――4体とも個性的なキャラクターですが、ご自身との共通点はありますか?
安藤:デイジーは戦闘が好きな狂気的な一面があり、私も日頃、FPS(ファーストパーソン・シューター)ゲームをするので、この4人の中では一番、戦闘慣れしているような気がします(笑)。そこが共通点かなと思います。FPSゲームをしていても敵に突っ込む好戦的なタイプで、通ずるところがあります。
寺本:ビアンカは控えめで、あまり笑わないタイプのキャラクターですが、おっちょこちょいなところは似ていると思いました。また、伊達メガネをかけていて、形から入るところが似ています。私もスポーツなどは形から入るので。
大原:アリスはコマンダーの中でも人間的な感情が大きなキャラクターで、チームメイトの死に涙し、優しい一面があります。似ているなと感じる部分があるかどうかわからないのですが、私も人間の気持ちはわかるので(笑)、コマンダーの中では演じやすかったかなと思います。
石田:シャーロットは関西弁が特徴ですが、私も大阪出身なので普段は関西弁で、私の延長先にシャーロットがいた感じがします。指示を出す時も考えずに行動して、口に出たことを信じてやっていくノリが強い子で、そこも似ていると思いました(笑)
――衣装で気に入っている点はどこでしょうか?
安藤:たくさんあるので難しい! 全体的にものすごくカッコいい衣装でした。デイジーは特に黒赤を基調にした衣装で、私の好きな色が黒なのでカラーリングはカッコいいと思いました。お腹にタトゥーが入っているキャラクターで、そこがもう刺さりますよね!(笑) タトゥーシールを貼っていたのですが、毎回角度や位置を計算しながら貼っていたので、そこも注目しながら観てほしいです。
寺本:ビアンカは唯一、首まで衣服がつまっていて襟があり、ネクタイもしているのですが、しっかりしているビアンカっぽくて好きなところです。唯一、メガネをかけているところもすごく特徴的で、色使いもすごく好きで、エメラルドグリーンと発色ピンク。パキッとした色がすごく好きでした。
大原:もともとアニメやゲームが好きでコスプレにすごく興味があったので、アリスという役を通して素敵な衣装を着させてもらえて密かに胸が高鳴っていました。プラモデルのアリスとリンクさせている部分も大きいですが、衣装は本人たちにも寄せてくださっているので、より思い入れがありました。あとアリスは水色のカラーなので、美肌になるためにいつもより白めのファンデーションを塗って頑張りました!
石田:シャーロットはしゃべったら毒舌というか、おっさんが出てくるんちゃうか!? と思うくらい乱暴ですが、ひらひらのレースをモチーフにしていて、かわいらしいものが好きなのかもしれないというところが出ていたと思いました。最初の衣装合わせではロボットみたいな歩き方しかできなかったのですが、何回も改良を重ねてもらううちに最後は走れるくらいまでに改良されていて、最後にキチッ! とハマった時は感動しました。