今週の秋葉原情報 - 今度のTaichiはついに歯車が動く? 新型GPU「Radeon RX 6700 XT」も発売に

Radeon RX 6000にミドルレンジのGPU

AMDから、新型GPU「Radeon RX 6700 XT」が登場、搭載グラフィックスカードが各社より発売された。入荷が確認できたのは、ASUS、GIGABYTE、MSI、ASRock、SAPPHIRE、PowerColorという6社の製品。SAPPHIREの1モデル以外は全てオリジナルクーラーを搭載したモデルで、価格は77,000円前後から。

• 3月19日19時の解禁時間前には、各ショップで行列も見られた

RDNA 2アーキテクチャを採用するRadeon RX 6000シリーズでは、すでに「6900 XT」「6800 XT」「6800」が発売済み。6700 XTはその下位GPUとなり、ストリームプロセッサ数は2,560基と、6800の3,840基からは2/3に削減された。性能については、大原氏のベンチマーク記事（【レビュー】Radeon RX 6700 XTを試す - RTX 3070より速い？ 普及帯でNVIDIAと真っ向勝負）が詳しいので、そちらを参照して欲しい。

6700 XTのコアクロックは、2,321MHz(ベース)/2,424MHz(ゲーム)/2,581MHz(ブースト)。基本的にはデュアルファンだが、上位のオーバークロックモデルでは、トリプルファンの大型クーラーも採用されている。各モデルの価格は以下の通りだ。

• ASUSの「ROG-STRIX-RX6700XT-O12G-GAMING」

• GIGABYTEの「GV-R67XTGAMING OC-12GD」

• MSIの「Radeon RX 6700 XT Gaming X 12G」

• ASRockの「RX6700XT PGD 12GO」

• SAPPHIREの「NITRO+ Radeon RX 6700 XT OC 12G GDDR6」

• PowerColorの「AXRX 6700XT 12GBD6-3DHE/OC」

最大7,000MB/sの高速なGen4対応M.2 SSD

GIGABYTEの「Aorus Gen4 7000s」は、PCI Express 4.0対応のM.2 NVMe SSD。最新の「PS5018-E18」コントローラと3D TLC NANDフラッシュを採用したことで、従来モデルに比べ、大幅な高速化を実現、データ転送速度は、リードが最大7,000MB/s、ライトが最大6,850MB/sだ。価格は、1TBが28,500円前後、2TBが57,000円前後。

• GIGABYTEの「Aorus Gen4 7000s」。大型のヒートシンクを搭載している

安価で拡張性も高いホワイトケース

IN WINの「216-PureWhite」は、ミドルタワーケース「216」のホワイトバージョン。従来はブラックのみだったが、このPureWhiteは内部まで白色塗装されたほか、白いARGBファン3個まで付属する。またフロントの一部が木目調デザインになっており、リビングなどでも雰囲気が合うだろう。価格は14,000円前後。

• IN WINの「216-PureWhite」。ARGBファン3個付属でこの価格は非常に安い

• 36cmラジエータが搭載可能。グラフィックスカードの垂直配置にも対応する