SafariでWebページ全体をPDF保存する

Webで見つけた有用な情報は、ページのスクリーンショットを撮って保存しておけば、いつでも手軽に閲覧できて便利です。でも、縦に長いページは一画面に収まらないため、ページ全体を何枚かに分けてキャプチャしている人もいるのではないでしょうか。実はSafariには簡単にWebページ全体のスクリーンショットを撮る機能が用意されていますので、以下の手順をぜひ覚えて活用して下さい。

スクリーンショットからPDF化

オーソドックスで覚えやすいのは、Safariで開いたWebページをボタン操作でキャプチャして、保存する際に「フルページ」を指定する方法です。

  • iPhone X、スクリーンショットを撮るためのボタンを図示

    SafariでWebページを開き、ボタン操作でスクリーンショットを撮ります。iPhone X以降ではサイドボタン+音量アップボタン、iPhone 8以前ではサイドボタン+ホームボタンを押します

  • iPhoneでSafariのスクリーンショットを撮った直後の画面

    画面左下に現れるスクリーンショットのサムネールをタップします

  • iPhoneでSafariのスクリーンショットを撮った後の編集画面

    「フルページ」をタップしたら、画面左上の「完了」をタップします

  • iPhoneでSafariのスクリーンショットを保存する画面

    「PDFを"ファイル"に保存」をタップします

  • iPhoneでSafariのスクリーンショットの保存場所を指定する画面

    保存場所を指定して、画面右上の「保存」をタップします

  • Webページ全体のPDFを表示している画面

    保存したPDFを開くと、Webページ全体が保存されています

「マークアップ」からPDF化

スクリーンショットを撮るときのボタン操作が苦手な人は、Safariの「マークアップ」機能を使って「ファイル」アプリに保存するとよいでしょう。マークアップはSafariで開いているWebページに注釈を挿入するための機能ですが、Webページ全体をPDFとしてキャプチャすることも可能です。ただし、ページが縦に長すぎる場合は全体が1枚のPDFに収まらない場合があります。

  • SafariでWebページを開いた画面

    SafariでWebページを開き、画面下部の「共有」ボタンをタップします

  • Safariの「共有」ボタンを押した直後の画面

    画面下からポップアップする共有ウィンドウを上に引き出し、「マークアップ」を選択します

  • Safariの「共有」メニューを引き出した画面

    右上端にある「マークアップ」ボタンをタップします

  • Safariの「マークアップ」編集画面

    左上端の「完了」ボタンをタップします。マークアップツールで注釈を書き込むことも可能です

  • Safariの「マークアップ」保存メニュー

    「ファイルを保存...」ボタンをタップします

  • Safariの「マークアップ」保存先を選ぶ画面

    場所を指定して「保存」をタップします。保存したPDFは「ファイル」アプリから開けます