劇団4ドル50セントの安倍乙(21)が、東映が手掛けるドラマ『麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇』(各種動画サービスにて配信中)で、女優の奥山かずさとともにW主演。温泉に浸かると麻雀が強くなる女雀士役を熱演した。安倍にインタビューし、本作における役作りや撮影裏話を聞いた。

  • 劇団4ドル50セントの安倍乙 撮影:蔦野裕

このドラマは、安倍と奥山演じる女雀士2人が、温泉地を舞台に極悪雀士と奇想天外な麻雀バトルを繰り広げる物語で、闘牌の合間には2人の温泉入浴シーンも堪能できる完全オリジナルの“お色気旅情闘牌コメディドラマ”。劇中では勝負服として、安倍が浴衣を、奥山がチャイナドレスを身にまとい、変態極悪雀士たちに立ち向かう。

――本作で初主演、そして麻雀デビューも果たされましたが、出演が決定したときの心境を教えてください。

映像で初主演というのはうれしかったですが、麻雀の知識がゼロだったので、うれしさよりも不安や緊張、プレッシャーが勝っていました。

――不安や緊張はどうやって乗り越えたのでしょうか。

夢の中でもずっと麻雀のことを考えているし、主演というのが自分にとっては重大なことすぎて寝られなくなったときもありましたが、知識がつくとセリフやストーリーがすんなり入ってくると思ったので麻雀の練習を頑張りました。実際に自分があがれたときに自信がつき、本番もいけるなという感じで乗り越えました。

――かなり練習されましたか?

とっても練習しました! お父さんが麻雀できるので聞いたり、マネージャーさんも麻雀をする人なので事務所に行って教えてもらったり、ドラマのスタッフさんと一緒に麻雀を打ったりしました。練習するしかないと思ったので、たくさん数をこなしました。

――麻雀に挑戦してみて、面白さは感じましたか?

『闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~』という麻雀アニメを見ましたが、麻雀を知ってから見ると面白いなと。「Mリーグ」もYouTubeで見て、すごいなと思います。