――EXILE TRIBEのニューシングル「RISING SUN TO THE WORLD」に、Jr.EXILEの新曲「WAY TO THE GLORY」が収録されましたが、久しぶりにJr.EXILEとして活動されていかがでしたか?
砂田:「BATTLE OF TOKYO」のときは、“VS”というバチバチしたテーマがあり、その世界観の中でコラボしましたが、今回はそれとは全然違い、曲調もミュージックビデオ(MV)もBALLISTIK BOYZだけではやらないようなさわやかさがあったので、Jr.EXILEで集まって作った作品だからこそできたものだと思います。
――MVでは、4グループのメンバーがごちゃ混ぜになってチームを組みパフォーマンスするシーンもありましたが、撮影はいかがでしたか?
砂田:同じチームだったTHE RAMPAGEの陣さんとGENERATIONSの(中務)裕太さんは、EXPG 大阪校のときから一緒で、今回、2エイトくらいの振り付けを裕太さんが作り、リハーサルで陣くんと僕が並んで教わったんですけど、「懐かしいね」って話しながらすごく楽しかったです。
深堀:振り付けもチームごとに考え、一緒に撮影するという雰囲気も楽しかったです。僕はEXILE/FANTASTICSの(佐藤)大樹くんと一緒だったんですけど、撮影の合間に大樹くんにクイズを出してもらって答えるというのをやっていました。「水平思考ゲーム」というもので、すごく楽しかったです。
――「LIVE×ONLINE」のハロウィン企画では、THE RAMPAGE、FANTASTICSのみなさんとコラボされましたが、いかがでしたか?
深堀:楽しかったですね!
砂田:面白かったです。「PASION」という僕らの曲を全員でパフォーマンスしたのも新しかったですし、僕らが先輩方の曲でパフォーマンスするのも新鮮でした。また、ARで「BATTLE OF TOKYO」の世界観を作り出したパートもあり、3チームが集まるからこそできたスペシャルナイトでした。
加納:ARを使うとこんなに見え方が変わるんだと、新しい技術も学ぶことができました。
――先輩グループとのコラボで刺激を受けたり、成長できたなと感じたことはありましたか?
奥田:全員歌って踊るのは僕たちだけで、1人ずつソロを踊る場面もあり、それは感じるものがありました。また、大阪校でTHE RAMPAGEの陣さんと一緒にダンスレッスンを受けていたので、いちアーティストとして一緒のステージでお互いのダンスを見せ合うというのはすごく刺激になりました。
日高:全員歌えて踊れる変幻自在なグループという自分たちの武器・強みを再認識できました。先輩方からいろんな思いなど継承するものはしっかりと受け継ぎつつ、僕らは自分たちの良さを出していけばいいんだと。ボーカルがすぐ入れ替わる構成もできるし、全員がアクロバットを披露したり、逆に全員が踊らないパフォーマンスもできる。パフォーマンスの構成の幅が広く、本当にいろんな表現ができると感じました。
――2021年のグループとしての抱負をお聞かせください。
深堀:昨年はコロナ禍でスケジュールが崩れて悔しい思いもしましたが、今年は、コロナで会えなかった期間に成長したというのを証明できたらと思っています。そして、新たなエンターテインメントを僕たち自身が生み出せるように頑張りますので、温かい応援をよろしくお願いします。
EXILE TRIBE初のメンバー全員がマイクを持ってパフォーマンスする7人組ダンス&ボーカルグループ。LDHとエイベックスグループによるグローバルアーティスト育成プロジェクト「PROJECT TARO」で米ニューヨークにて3年間パフォーマンスと語学を磨いてきた深堀未来、奥田力也、砂田将宏と、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」のファイナリスト日高竜太、加納嘉将、松井利樹、海沼流星による実力派。2019年5月22日にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビューした。米留学した3人は英語を話すバイリンガル、海沼はブラジルのハーフでポルトガル語が堪能、中国語を勉強しているメンバーもいるなど、海外進出も視野に活動し、アジア諸国を巡るプロモーションツアーも経験している。