多くのレギュラー番組を抱え、卓越したトーク力でMCとしても大活躍のお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太。プライベートでは2019年6月3日に女優の蒼井優と結婚し、公私ともに充実している。働く夫たちに密着するTBS系バラエティ特番『ダンナの昼顔』(4日20:00~22:00)でMCを務める山里にインタビュー。仕事にもプラスになっているという結婚後の変化を明かしてくれた。
第3弾となる同番組は、“ダンナの仕事姿”をのぞき見するバラエティ。さまざまな職業の夫たちの仕事姿を追い、篠田麻里子、大神いずみ、山崎ケイ(相席スタート)、白鳥久美子(たんぽぽ)の夫にも密着する。
夫の仕事姿を見て尊敬の思いを高める妻たちも多く、収録後、山里は「この番組は幸せな夫婦に亀裂を生じさせる可能性を秘めているとんでもない番組ですが、ゴールはすごく素敵になっていく。今回も奥様の表情がどんどん変わっていき、夫の昼顔を見るとこんなに変わるというのをたくさん見られてよかったです」と振り返った。
夫として勉強になることもあったようで、「仕事を一生懸命している姿はすべてを肯定してくれるきっかけになるんだなと感じました。例えば、“無口”とか“何もしてくれない”というデメリットに思えることも、仕事を頑張っている姿を見た後だと、自分にしか見せない特別な顔だと思えてくる魔法のようなことが起きる。だから仕事を頑張ろうと改めて思いました」と気づきを明かした。
結婚してよかったと感じていることを尋ねると、「僕が間違っているときにちゃんと訂正してくれるのはありがたいです」と言い、「この仕事をありがたいことに長いことやらせてもらっているので、何かに対して『これ違うだろ』と指摘すると、みなさんなんとなく『そうか、違うか』となるのですが、僕のほうが間違っていたら奥さんはちゃんと訂正してくれる。『間違っているのはこっちじゃない?』と言われ、『確かにそうかもしれない。これは謝りに行かなければ』と。そういう選択肢が増えました」と説明。
「『対策を練っていない人が一番悪いんじゃないかな』というのは奥さんがよく言っていて、『確かにな』と。昔はうまくいかなかったときに言い訳を探していた気がしますが、自分の鍛錬不足のせいだと思えるようになりました」と、学ぶべきものは多いようだ。
さらに、「僕の仕事を見て、奥さんはいつも『ありがたいね』って言うんです。奥さんはみんなで映画などを作る現場にいて、作り上げていく人たちの苦労を知っているので、僕がMCとしてテレビに出演し、みなさんがロケなど事前に動いてくださったものがあって、真ん中でしゃべらせてもらえていることに、『ありがたいね』『よかったね』って必ず言います」と蒼井の人柄が伝わるエピソードを紹介。
「僕たちは、番組を作ろうと思ってくれる人がいないと存在できない人間で、そこにいさせてもらえるだけでありがたい。そして、感謝の気持ちをどう返せるのかといったら、面白いものをみなさんに届けること。それくらいしか返しようがないので。あとは告知をするということですね」と、山里も感謝の思いを込めて自身の役割を全うしている。