――『あさチャン!』のマンスリープレゼンターを通じて成長できているなと感じていることを教えてください。

早起きできるようになったというか(笑)、前日の夜が一番怖くて、ここで寝て起きられなかったらどうしようと考えて寝るのをやめとこうとか……。

――俳優としても早朝のロケがあるのでは?

俳優としても早いロケはありますが、ドラマ・映画の現場より早いですね。4時入りはなかなかドラマの現場でもないので(笑)

――昨日(スタジオ生出演した前日)は寝られましたか?

昨日は夕方くらいまで寝て、怖かったのでそこから寝ていません。これからめっちゃ寝ると思います!

――早朝の撮影にも対応できたというのは、今後の自信になりそうですか?

そうですね。朝から生で画面に出るという機会はなかなかなかったので、今回やり遂げられたら自分の自信になるような気がします。

――コメント力も鍛えられたのでは?

新しい経験をさせてもらっている感じがすごくします。それとともに、普段、家で何気なくテレビをつけて見ていたMCの方が改めてすごいんだなと。僕はSDGsのコーナーだけで頭がいっぱいいっぱいで、本番中そのことばかりをずっと考えているのに。夏目さんや他のアナウンサーの方々、みんな本当にすごいなと思います。

――夏目さんのすごさを感じた、特に印象に残っている場面を教えてください。

成人を迎えられた水泳の池江璃花子選手の振り袖姿の写真が公開され、池江選手に向けてメッセージという感じで僕と夏目さんがコメントをしたときがありました。僕は振り袖に目がいき、「振り袖がすごくきれいで、これから新成人でより頑張ってほしい」といったコメントをしたんです。でも、夏目さんは、写真で池江選手が窓から差し込んでいる光の方向を見ていることに注目され、「これからの明るい未来を象徴していますね」といったコメントをされていて、ものすごいコメント力だなと思いました。見ている観点も違うし、知的さがあって。また、僕のコメントが短くて時間が余ったときに、違う質問を振ってくださったり、時間の管理のハンドルを握ってもらっている感じがして本当に感謝しています。

――舞台挨拶などでトークされる機会も多いですが、『あさチャン!』でコメントを意識した経験も生かされそうですね。

僕はその場で思いついたコメントが多い気がしてならなくて(笑)、なので、より深いコメントができるようになりたいなと思います。

――『あさチャン!』でマンスリープレゼンターを務められ、今後こういうことをやってみたいという新たな野望が芽生えたりしましたか?

情報番組のMCのようなものをやってみたいなと。毎日の早起きは大変そうなので夕方に(笑)

――MCをやってみたいと思ったのはなぜですか?

かっこいいじゃないですか(笑)。 『あさチャン!』は夏目さんの番組という感じがしますし、それってかっこいいなと思うので、いつの日かやれたらという憧れができました。情報番組でも、バラエティでも、「自分の番組」というものをやってみたいです!

――期待しています! 最後に、明日27日の放送について視聴者にメッセージをお願いします。

明日、『あさチャン!』に生出演させていただきます。SDGsのコーナーでは、また新しい発見や、僕も勉強になったことがたくさんあったので、ぜひご覧ください!

■鈴木伸之
1992年10月14日生まれ、神奈川県出身。2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格後、数々のドラマや映画、舞台に出演。主な出演作は、ドラマ『ろくでなしBLUES』(11)、『GTO』(12)、『あなたのことはそれほど』(17)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18)、『今日から俺は!!』(18)、『私たちはどうかしている』(20)、映画『桐島、部活やめるってよ』(12)、『アラグレ』(13)、『東京喰種トーキョーグール』(17)、『リベンジgirl』(17)、『今日から俺は!!劇場版』(20)など。『HiGH&LOW』シリーズや『PRINCE OF LEGEND』にも出演。また、2021年放送のテレビ東京系ドラマ『お茶にごす。』で主演。映画『ブレイブ -群青戦記-』(3月12日公開)、『東京リベンジャーズ』(7月公開)も控えている。