昨年は、11年連続、通算12回出場していた『NHK紅白歌合戦』への出場がストップ。出場歌手発表後に柏木は自身のツイッターで「ファンの皆さん、歴代のメンバー、関わってくださった皆様のことを思うと胸がぎゅっと締め付けられるようなそんな気持ちもあります。ここが全てではないことはわかっているけどそれでもまた誰かに認めてもらえるように私達は頑張ります」と心境をつづっていた。

その悔しい経験も乗り越え、グループは前を向けているという。柏木は「メンバーで集まって話す機会も最近ありましたが、みんな前向きというか、いろんなことがあって結果的にすごく団結できたなという2020年でした」と明かし、「2021年も明るく元気なグループでいたいという思いがすごくあります。私たちがいろんなことを楽しんだり、いろんなことに一生懸命真剣に取り組む姿を見て、ファンの方が応援してくださったり元気になれるという、王道のアイドルとして、みんなで改めて一致団結して活動していきたいです」と力強く語った。

歌やダンスの実力もあり、中心メンバーとして走り続けている柏木。TBS系『UTAGE!』では毎回、その魅力を存分に発揮しているが、柏木自身「AKB48は人数が多いので、『UTAGE!』のように1人で踊る機会がなく、こういうチャレンジをさせてもらえる場もないので、私にとってもチャレンジの場になっています。頑張りがいがあり、すごく楽しみでもあり、緊張もするけど大好きな番組です」と、やりがいを感じている。

8日放送の「新春リクエスト4時間スペシャル」では、今回も「KABA.タイム」に参加し、舞祭組の二階堂高嗣とともにダンスを披露する。「今回は時間があったので、おうちですごく練習しました。いつもファンの方は心配しながら見てくださっていると思いますが、安心してフラットな気持ちで作品を見ていただきたいです。そして、マネキンという設定があったり、ソーシャルディスタンスを保ったパフォーマンスであったり、今まで見たことない『KABA.タイム』、見たことない柏木由紀のパフォーマンスを楽しんでいただけたらと思います」とファンにメッセージを送った。

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