芸能人がさまざまなチャレンジに挑戦するTBS系バラエティ『アイ・アム・冒険少年』(毎週月曜21:00~22:00)。同番組では、入社2年目の若手社員・三宅孝司氏がADとして奮闘している。このたび三宅氏にインタビューし、レギュラー放送や東山紀之がゲスト出演する4時間スペシャル(1月4日19:00~22:57)の裏話を聞いた。
岡村隆史(ナインティナイン)、田中直樹(ココリコ)、川島海荷がMCを務める同番組は、童心に返って本気でチャレンジする大冒険バラエティ。無人島を脱出し有人島に辿り着く時間を競う人気企画「脱出島」をはじめ、さまざまな企画を展開している。
2020年春のレギュラー放送開始のタイミングからADとして参加している三宅氏は、スタジオ収録で出演者にカンペを出すフロアを務めているほか、台本作成などの事前の準備、また、ロケに同行することもあるという。
印象に残っているロケを尋ねると、パンサーの尾形貴弘やサンシャイン池崎らが山の頂上から別の山の頂上を目指し一直線に突っ切る「突っ切り山」で、自身がGoProを使ってハイポジションで撮影した映像が締めのカットに使用され、ディレクターから「役に立った」と褒められたというエピソードをうれしそうに紹介。「自分がロケに参加して撮った映像が流れ、グッときました」としみじみと語った。
特番として放送していたときは「脱出島」が中心だったが、レギュラー放送になってから新たな企画も誕生。東大卒クイズ王の伊沢拓司による実験企画も反響を呼んでいるが、三宅氏は「理科の知識が必要だなと思うことが増えました。ロケの準備をするために科学に関する本を読んだり、勉強しています」と裏の努力を明かした。
苦戦しているのは、出演者へのカンペ出し。「初回よりはわかってきましたが、いまだにミスったなというときがあります。今これを聞くべきではなかったな、この流れではなかったなという、タイミングの間違いです」と説明する。
そして、「僕が間違ったカンペを出しても、出演者の方たちはしっかり対応してトークを成立させ、笑いにしてくれる。岡村さんや田中さんに助けられていて頭が上がりません。フロアをやるたびに、芸人さんの回しの力、対応力はすごいなと感じています」とMC陣に感謝。
新型コロナウイルスの影響でリモート収録となったレギュラー放送の初回で、岡村にカンペを出したのがフロアデビューだったそうで、「岡村さんと1対1の中でカンペを出すという、ドキドキ緊張しながらのデビュー戦で、ガタガタのカンペ出しを温かく許してくれた岡村さんには本当に『ありがとうございます』という気持ちです」と振り返る。