<2>楽しい&便利な手書きツールの活用Tips

アナログ風なタッチを楽しめる手書きツールですが、デジタルならではの利点もたくさん。知っておくと便利な機能や活用Tipsをご紹介します。

1)3本指で取り消し/やり直し

描画の取り消し/やり直しは、ツールパレットにあるボタンから操作することもできますが、3本指で左/右フリックでも可能です。他にもいろいろなiPadアプリで共通する操作です。

  • 取り消し(Undo)は3本指で左へフリック、やり直し(Redo)は右へフリック

2)直線や図形をキレイに描く

フリーハンドで線を引き、終わったポイントでペンを0.5秒停止。定規ツールを使わなくても、スッと直線に変換されます。円、多角形、曲線、星やハートも、同様の方法で変換が可能です。

  • 線を引いたらペン先を0.5秒停止。直線に変換されます

  • 直線・曲線・円・楕円・三角形・四角形・五角形・矢印・吹き出し・雲・星・ハートが認識されます

3)写真に書き込み

メモに挿入した写真に、手書きツールでそのまま書き込むことはできません。書き込みたい場合は、写真をタップして拡大表示させた状態で「マークアップ」を選択します。書き込み後、一度閉じると再度開いた際に以前の書き込みを消せないのでご注意ください。

  • メモに貼り付けた写真をタップして拡大表示。右上のマークアップツールボタンをタップ→ツールで書き込み、最後に「完了」をタップ

4)スキャンした書類に書き込み

メモでスキャンした書類へも、同様にマークアップツールを使って書き込みが可能です。また「ファイル」などからペーストしたPDF書類にも書き込みできます。PDFの場合は一度閉じても後から書き込みを消すことができます。

  • スキャンした書類をタップして開き、シェアボタンをタップ→「マークアップ」を選択

5)Macのドキュメントに直接書き込み

Macで作成中のドキュメントに、その場でiPadの手書きスケッチを追加することができます。手書きした画像を保存したり貼り付けたりする手間なく連携が可能。ドキュメント上でイメージを共有したい場合に最適です。

  • Pagesの場合:Macで「挿入」→「iPhoneまたはiPadから挿入」→iPadの「スケッチを追加」を選択

  • iPad側で描画ウインドウが開くので、スケッチを描きます。終わったら「追加」をタップ

  • ドキュメントに貼り付けられました

Pagesの他、Numbers、Keynote、メール、メッセージ、メモ、テキストエディットなどで使用できます。

6)手書き文字を検索

アルファベットで描いた文字は、手書きのままで後からテキスト検索が可能。検索タグの代わりとして、手書きオブジェクトに英単語を書き添えておくと便利です。

  • 手書きメモに英語を書き添えておけば、後からテキストで検索が可能です