コロナ禍における変化も尋ねると、「おうちでの暮らしを見つめ直しました。家が心地よくないとダメだと思ったので断捨離をしたり。また、いつどういうお別れが来るかわからないということも考えるようになったので、会える時間やコンタクトをとれる時間を大切にしようと思いました」と答えた。
健康もより強く意識するように。「免疫を上げることを大切にしたり、健康をより考えるようになりました。食べ物が直接体を作るので調味料もこだわりたいと思って、醤油を作ったり豆板醤を作ったり、発酵食品を作ったり。できるだけ自然のものを、ということを意識するようになりました」
ステイホーム期間にインスタライブも行っていたベッキー。SNSで心がけていることを尋ねると、「人それぞれ役割があると思いますけど、私はただただ見ている人が嫌な気持ちをしない投稿をしようと思っているくらいです」と説明。
SNSを通じてファンから元気をもらうこともあるという。「それは日々思います。応援してくださる方もいて。SNSの便利さも素敵さも感じていますが、この時代にまだファンレターをくださる方もいらっしゃって、温もりを感じます。両方いい面があるなと思います」とファンへの感謝を語った。
インスタでは、仕事に関する写真からプライベートの写真までさまざまな写真をアップし、愛犬・お市の可愛らしい写真も掲載。動物好きで知られるベッキーはこのたび「愛犬用炭酸入浴剤ぬくりん」のアンバサダーに就任したが、お市のシャンプーをする際のコツについて「声を高めにして、楽しいことをしているという雰囲気づくりをするようにしています。お風呂に呼ぶ時点で察して行きたくないとなることがあるので、これから楽しいことが始まるよという空気づくりをすることを大切にしています」と明かした。
「我が子」「家族」だというお市にも癒やされながら、日々の生活を大切に生きているベッキー。「20代は勢いや気持ちでいけましたが、30代はよりメンテナンスが大事だなと感じています。引き続き食生活に気をつけたり、ジムに行ったり、たまに酵素欲ですっきりしたり、心も体もちゃんとメンテナンスしながら前進していきたいと思います」と、年齢に伴う変化にもしっかり向き合っている。
最後に、思い描いている将来像を尋ねると、「まずは目の前の暮らしを大切にしながら、やっぱりお仕事も好きで欲張りなので、バラエティだけに限定せず、お芝居もファッションのお仕事もいろいろやっていけたらと思います」と幅広い活動に意欲を見せた。
1984年3月6日生まれ、神奈川県出身。1998年『おはスタ』でデビュー。以降、テレビ、映画、ラジオ、雑誌、CM などで幅広く活躍。現在インスタグラムのフォロワー数が約132万人、ツイッターが約200万人。LINE公式アカウントのフォロワー数は320万人を超えている。カラフルなアクリル画が印象的な「Becky art」も人気。Netflix『あいのり』では全シリーズでMCを務めている。